2007/05/12

アントワーヌ・シャトレ ブラニー プルミエ クリュ 2000(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(ブラニー プルミエ・クリュ)\2680
・カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロ50%(オー・メドック)\1880
・メルロー75%、カベルネ・フラン15%(ボルドースーペリュール)\1780

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

アントワーヌ・シャトレ ブラニー プルミエ クリュ 2000 ボトル ラベル
【外観】
透明度の高い
健全な外観
エッジにオレンジ入りを帯びた
ルビー色
粘性あり
熟成が感じられる

【香り】
若々しいアロマに満ちた
フランボワーズ
イチゴ
すみれ
樽のニュアンス
きのこ
なめし革

【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
やや辛口の
溶けたタンニン
軽く心地よい
バランスのとれた
余韻は5秒以下

【判定】
前回のメルローリベンジ企画なんだけど、今回も微妙な明るさ。
香りも土っぽい、キノコっぽい、動物っぽい香り。
やや酸味に特徴がある。
飲み口が明らかに、安っぽい。
少し発泡してる?酸味が強い。
香りではメルローとピノノアール両方が範囲に入るが、味わいではどちらも入らない。
ピノ・ノアールっぽくないので、メルローか。

ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー

とほほ、ピノ・ノアールでした。

【反省点】
飲めば飲むほど、ピノ・ノアールだけど、ちょっと飲み口がジュースっぽい。
でも、結構おいしいかも。

アントワーヌ・シャトレ ブラニー プルミエ クリュ 2000
Blagny Premier Cru [2000] Antoine Chatelet 2000
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452062/550741/768962/
※サイトより引用
ブラニ(Blagny)について マットクレイマー氏は「ブラニで造られる赤はかならずブラニと表示することになる生産量はごく限られていて年産2400ケースぼどしかない。だがそこには、ブラニにしかない風味があって、きつく感じるほど土くさく、固さゆえに長命でもある。」 「たいへん繊細なかまえをしているのは、あきらかに石炭岩質の土壌と標高の高さによるものだろう。ピノ・ノワールが白ワインを作るのと同じ一級畑に育っているのである。どこのリストでもよい、ブラニを目にしたらぜひためしてほしいものだ。腎臓とか仔牛のクリーム煮のように口をすっきりさせたくなる料理との相性はことのほかいい。」 「数少ない赤のブラニの造り手はみな熱心である。それもそのはずでシャルドネを植えることもでき、じっさい改植(ムルソー・プルミエで白)すればもっと稼げるのに、そうしないぐらいなのだから。ドメーヌ・ルフレーヴ、ドメーヌ・マトロら数名の実力のある造り手がブラニにまじめにとりくんでいて、そのワインはいずれも一級品である」と高評価しています。
※明るい色合いのフランボワーズやカシスの香りが印象的な、果実味に満ちた、ブルゴーニュ・ボーヌファンにとても人気の、やさしいワインです。

飲む進むと、確かに良さが分かる。
最初はやや安っぽい飲み口が気になったが、魅力的な味わいで、次の1杯が欲しくなる。
それにしても、前回のムエックスのメルローのおかげで、磐石だったピノ・ノアールが怪しくなってしまった。
試験にメルローは出ないだろうから、迷ったらピノ・ノアールだな。

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