2007/01/01

テイスティング HOSPICES DE NUITS NUITS-SAINT-GEORGES 1erCRU 2003 オスピスドニュイ 2003

HOSPICES DE NUITS NUITS-SAINT-GEORGES 1erCRU 2003
LES TERRES BLANCHES
Cuvee Pierre de Peme
オスピスドニュイ ニュイサンジョルジョ プルミエクリュ 2003
レ・テール・ブランシュ
キュヴェ ピエール ド ペム

※イーエックスワインのコラムより
http://www.exwine.com/sate_paris/10.html

【外観】
やや熟成を感じる黄金色
ふちの部分は透明感がある。
粘度はやや高めで、とろりとした印象
色に深みを感じる

【香り】
最初はミネラルの印象と、青リンゴから梨くらいのフルーツ香
おとなしく上品な香り
だんだんと、コンポートのような熟した印象に変わる
やや青っぽいハーブの香りやクリームのような印象が複雑さを出している

【味わい】
やさしいアタック
酸味が弱く、やや頼りないイメージ
ボディはしっかりとしているが、消えるような後味が繊細な感じ
時間がたつととろりとしたクリーミーさが目だってくる
あまり合う料理は無さそう
クリームをつかった魚介類の繊細な料理?

【総評】
第一印象はやや頼りない
でも繊細さを感じる
なんとも上品に仕上がっている感じ
消えるような後味は良いワインの証拠だと思う
飲み進むとよりクリーミーさが際立つ
香りも常に上品、飲み口も上質
良く出来たヴィオニエのような感じだが、時間がたっても腰砕けにならないしなやかな強さを持っている
良いお酒は、水に近づくと聞いた事があるが、そういった事を彷彿とさせるほど、クリアで透明感がある
最後の1杯で、バランスの良さがはっきりと分かった
どんどん世界観に引き込まれる
食事にあわせず、この世界観をじっくり楽しむワインなのかも

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