2016/01/22

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013

エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013
エル・ミシオネロ テンプラニーリョ 2013
EL MISIONERO TEMPRANILLO 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

ローソン100で、538円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しが、少し黒っぽい紫色の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱い
外観の印象:色付きが良い、黒みがかった

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ちょっと傷んだ系の果実
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、酸化、悪い意味でのなめし革
香りの印象:ケミカルで、ちょっと傷んだ印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:酸化している、キツ目
タンニン分:ザラザラして収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
腐臭のような悪臭が残る

【評価】
酸化していて、ザラザラして収斂性があり、最後に悪臭が残る最悪のコンディション

【供出温度】
10度以下 いくら冷やしてもこのコンディションの悪さは隠せない

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、まだ若さがあるが黒っぽい紫色の、濃いガーネット。

香りは、硫黄、ケミカル、酸化の印象、ちょっと傷んだ果実、ケミカルなめし革、など悪い要素のオンパレード。

味わいは更にひどく、酸化した酸っぱいアタックから、傷んだ果実にザラザラした渋みが加わり、収斂性のある強く乾くフィニッシュのあとに、なんと腐臭のような悪臭が出てきました。

いままで悪いワインに何度か当たったことがありますが、このワインはいままで最悪かも。
ホントに飲んで大丈夫?って感じ。

酸化して飲み口が悪いのはまだしも、アフターフレーヴァーに悪臭が残るのは問題外ですね。

不味いワインでも結構飲める私ですが、さすがにこれはちょっとダメかも。
と、いいながら、ちょっとずつ様子を見ながら飲んでます。

今日の晩御飯は、鶏肉のオーロラソース炒めと、レトルトのバターチキンカレー。
鶏肉のオーロラソース炒めは、俗っぽい感じが意外とフィットします。

ダメなワインって食事との相性が良かったりするケースがありますが、このワインもそうみたい。
普通に飲めるようになって、最初に感じた体に悪そうな感じはごまかせますね。

レトルトのバターチキンカレーは、フルーツと酸味のアクセントを加えてくれて、アフターフレーヴァーをカレーがごまかしてくれる、意外と素敵なマリアージュ。
これは飲めない、と思っていたワインがグイグイ進みます。

でも食事が終わってワインだけになると、やはり明らかにダメですね~これは。

これは管理の問題も大きそうですね。

3年前の安ワインは危ないってことで。
コンビニで買うときはなるべく新しいワインを買うようにしましょう。

■関連リンク(ローソンのワイン)


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