2012/10/13

ドメーヌ・ラ・テシエル 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ドメーヌ・ラ・テシエル 2011
(1)テンプラニーリョ(スペイン:DOラ・マンチャ:11)\1250
(2)モナストレル100%(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:11)\1150
(3)シラー、グルナッシュ、カリニャン(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:11)\980
(4)ネグロ・アマーロ(伊:プーリア州:DOCサリーチェ・サレンティーノ:09)\980
(5)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCモルゴン:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:紫がかった、やや明るさのあるルビー
濃淡:やや濃い(透明感がある)
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、やや明るめ

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:キャンディ、カラメル、炭酸の印象、赤い果実、タバコの葉、スパイス
香りの印象:マセラシオン・カルボニックの印象、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:シャープ、フレッシュ
バランス:ライトで、心地良い
タンニン分:緻密だが、後味に強く残る
アルコール度:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミング)

【評価】
ライトながら、しっかりとした芯を持っている印象。

【供出温度】
15-18度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しくて、底までしっかり見える透明感。
この中ではガメイ。

香りは、キャンディとマセラシオン・カルボニックで、完全にボージョレ。

味わいは、軽めながら、しっかりした酸味や渋みがある。
いかにもボージョレ。

ファイナルアンサーで、ガメイ
で、ブー

あれれ?コート・デュ・ローヌ??

【総評】
ドメーヌ・ラ・テシエル 2011
DOMAINE DE LA TEYSSIERE 2011

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、カリニャン

イオンで、980円で購入。

こんなにボージョレっぽいコート・デュ・ローヌは初めてですね。
瓶詰め間違ってない?ってくらいボージョレっぽい。

マセラシオン・カルボニック特有の、焦がした飴のような印象があるのですが、実際にこのワインで採用されているかどうかは不明です。

今日の晩御飯は、ハヤシライス。
このワインはちょうど良く合いました。

カレーだったら負けてたかもしれませんが、デミグラスソースくらいの濃さに合うみたい。

ただちょっと、ワインの苦味が立ってくる印象がありました。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
軽いけど、バランスが良くて、飲みやすい、香りが華やかという評価。

カミさんは、最後まで割と良い、という評価だったのですが、私はずっとイマイチ感が抜けません。

グラスに入れて時間が経つと、青っぽい感じが強くなります。
ボージョレ・ヌーボーのような、ワインになりかけ、みたいな印象も抜けません。

個人的にはあまり好きなタイプじゃないですね~。

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