2012/04/15

モンシェール 赤 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

モンシェール 赤 2008
(1)グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル、サンソー(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCジゴンダス:07)\3480
(2)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン50%、シラー50%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\950
(4)フェテアスカ・ネアグラ(ルーマニア:IGデアルリレ・フシウルイ:08)\880
(5)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、黒っぽい、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、プルーン、干しプラム、メントール
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:やや尖った、強め
バランス:軽くて、個性的、
タンニン分:強い(突出した)、収斂性がある
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー、華やかな

【評価】
フルーティ(熟した)

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
若々しいが、やや落ち着いた色調。
ちょっと普通と違う印象がある。

香りは、若さがあるが、独特なプルーンのような、干しプラムのような印象があり、品種の香りの印象。
熟成したサンジョヴェーゼに良くある感じ。
とても個性的なので、グローバル品種では無さそう。

味わいは、軽めながら、タンニンがキツく、ヨーロッパ的。
このなかでは、飲んだことが無い、ルーマニアのワインのような気がする。

少なくとも、グローバル品種ではなく、スペインのワインでも無いと思われる。

ファイナルアンサーで、フェテアスカ・ネアグラ
で、ピンポン

なかなか個性的な味わいですね。

【総評】
モンシェール 赤 2008
Monser Feteasca Neagra 2008

ルーマニア:IGデアルリレ・フシウルイ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:フェテアスカ・ネアグラ

イトーヨーカドーで、880円で購入。

力の無い品種でボディは軽め。
とても個性的な、プルーンのような加熱した果実の香り。
ちょっと紹興酒みたいな、熟して酸っぱい感じの味わいです。

タンニンが強めで、とても飲みやすいとは言えないまとまりだけど、結構これ好きかも。

今日の晩御飯は餃子。
何も付けないと、まあそこそこ合いますが、酢醤油を付けてしまうとワインの酸味が際立ってダメみたい。

このワイン、酸がポイントになりそうですね。

カミさんに価格感を聞いたら、880円でドンピシャ。
ブドウを絞りすぎてるような雑味とか、造りが荒っぽい感じがあるけど、でも悪くなくって、魅力を持ってる、という評価。

雑に感じる部分もあるけど、これは品種の個性のような気がします。
青っぽい感じが強いんでしょうね。

アーモンドやカシューナッツに合わせても、後味の酸がちょっと気になります。
何が合うのでしょうね。

一般的な美味しさを持っているワインではありませんが、いろいろ試してみたい人は、一度飲んでみると良いのでは。

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