2011/08/20

コート・デュ・ローヌ レ・プラド ドメーヌ・マズール 2000年(ブラインドテイスティング:外す)

 
コート・デュ・ローヌ レ・プラド ドメーヌ・マズール 2000年(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ:07)\1880
(3)グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:00)\1450
(4)シラー、グルナッシュ、カリニャン、ムールヴェードル(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPコルビエール:10)\950
(5)シラー、グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック・ルーション地方:AOPラングドック:10)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若さのあるルージュ色の、濃いルビー。
黒っぽい色調だが、フチは若いルージュ。
深い透明感があり、底が何となく見える。
粘性は弱め。

【香り】
プルーン。
ドライフルーツ。
加熱された果実の印象。
グラスを回すとフレッシュな果実の印象が出てくる。
熟成感を感じる。
香りはそれほど強くない。

【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
ほんのり甘いく、優しいアタック。
酸味は穏やか。
タンニンもきめ細かい。
ミディアムボディ。
アルコール度は強め。
後味は若干乾く感じがあるがジューシーさも残る。
余韻は長めに続く。

【判定】
やや明るめの色調は、日本かイタリアの印象。

香りは独特な、煮詰めた果実のような熟成感を持っている。
そこにフレッシュさが同居してて、ちょっと不思議な感じ。

色調は若さがあるので、2000年まではいかない。
2007年の2本が候補。

味わいはほんのり甘く、ボディも軽めで日本のワインの印象。
とても丁寧に造られている印象で、のみ口も上質。

ファイナルアンサーで、ツヴァイゲルトレーベ
で、ブー

なんと2000年のローヌでした。

【総評】
コート・デュ・ローヌ レ・プラド ドメーヌ・マズール 2000年
Cotes du Rhone Les Prades Domeine Mazurd 2000

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%

リカーランドトップで、1450円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、1980円。
香りが弱いので、2000円は超えないと思ったけど、口当たりがまろやかで美味しいという評価。

飲み口や香りは熟成感があるのですが、外観がまだまだ若さを持っていて、11年前のワインとは思えません。
さらにいい感じで熟成してて、飲みごたえがありますね。

今日の晩御飯は鶏のグリルだったのですが、とても良く合いました。
白身の肉部分よりは、皮の脂身の多いところがいい感じ。

口当たりがいいので、ワインだけでも美味しいですね。
熟成感とフレッシュさが同居してていい感じ。

この価格で、10年たってこの品質は素晴らしいですね。
ちゃんと管理されてたんでしょうね。

ほんのり甘みがあって、熟成感のある感じは、シャトーヌフ・デュ・パプのイメージ。

これはお買い得な1本です。

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