2011/03/12

ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)甲州(日本:山梨県:甲府市酒折町:07)\1320
(3)ユニ・ブラン70%、コロンバール30%(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ:09)\1149
(4)グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOCコート・デュ・ローヌ:08)\1098
(5)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\880

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009
【外観】
ややベージュがかった、中庸なイエロー。
グラデーションが強く、フチから無色の部分が多い。
輝きは強め。
粘性はやや強め。

【香り】
甘い果実香。
モモやオレンジ。
ハーブ。
白い花。
アロマティック品種の印象。
香りはそれほど強くないが、特徴的。

【味わい】
かすかに発泡を感じ、口に含んだ時に膨らみを感じる。
残糖をやや多めに感じるセック。
サッパリしたフレッシュなアタック。
酸味は柔らかめだが、新鮮な果実のような印象。
かすかに苦みを持っていて、爽やかさを感じる。
ボディは軽めで、アルコール度も低そう。
バランスは良く、ライトなまとまり。
余韻は少し続く。

【判定】
複雑な色調で、若々しさがあってベージュっぽい外観は、ユニ・ブランやグルナッシュ・ブランの感じ。
生産年は2009年くらい。
香りは甘い果実感が強く、シャルドネやソーヴィニヨン・ブランの印象ではない。
もちろん甲州でもない。
味わいの印象はフレッシュで、バランスが良いが、ブドウの力は弱そう。
ユニ・ブランやコロンバールか、コート・デュ・ローヌの2択。
上品さや飲みやすさ、香りの印象などもローヌの方が近いか。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ブラン、ブール・ブーラン、クレレット、ルーサンヌ
で、ブー

ユニ・ブランやコロンバールの方でした。

【総評】
ドメーヌ・ド・マージュ ブラン 2009
DOMAINE DU MAGE BLANC 2009

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・ガスコーニュ
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:ユニ・ブラン70%、コロンバール30%

伊勢丹で、1149円で購入。

ユニ・ブランとコロンバールは、安いワインで多い組み合わせですが、これは今までで一番美味しいかも。

少し炭酸を含んでいて、ひんやりしたクールな飲み口と、カジュアルなフルーツ感がいいですね。

カミさんに価格感を聞いたら880円。
水っぽいので安い感じ、だそうです。

確かに、ブドウ品種に力が無いので、グラスに入れて時間をおくとすぐにギスギスした味わいになってしまいます。

グラスに注いですぐ飲んだ方が美味しいですね。

ライトな口当たりで、ボリューム感はありませんが、上品なフルーツ感のある、美味しいワインです。

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