2011/02/19
トーレス サングレ・デ・トロ ロゼ 2009
トーレス サングレ・デ・トロ ロゼ 2009
TORRES SANGRE DE TORO ROSE 2009
スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ、カリニャン
リカーランドトップで、980円で購入。
【外観】
鮮やかなルージュ色の、濃いロゼ。
色味は黒っぽくて、赤味が強い。
薄い赤ワイン、くらい。
フチは透明で、ディスクは少し厚め。
フルーツゼリーのような輝きがある。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
アセロラ。
カラメル。
フローラル。
少しオリエンタルスパイス。
炭酸の印象。
石灰のようなミネラル。
香りはそれほど強く、爽やかさがある。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
強めの口当たり。
フレッシュでフルーティ。
アルコール度が高く、辛さがある。
酸味はしっかりとほどよく効いている。
かすかにタンニンがあり、赤ワインに近い印象。
アルコールの影響か、少し重さを伴った甘みを感じる。
余韻は少し続く。
【総評】
しっかりした、力強さのあるロゼですね。
第一印象は、タヴェルのイメージ?
カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
2000円もするような上質感は無いけど、1000円は超えてる力強さはある、って感じです。
今日の晩ご飯は、さわらの味噌焼き。
魚の中でも、脂がのってて、ワインに合わせやすいメニュー。
でも、合わせてみると、ワインの辛さと料理の塩気がケンカして合いませんでした。
強さのあるロゼって、合わせる料理が難しいですよね。
しかもこのワイン、辛いのに甘い、みたいな、料理に合わせにくいバランスなんですよね。
ロゼは中華料理に合う、とよく言われますが、このワインに合う中華は思い浮かびません・・・
強さがあって、わりと本格的な味わいなので、ピザとかパスタのようなカジュアルな食事も合わなさそう。
ロゼと豚肉は良く合いますが、シンプルにロースハムのステーキとか合いそうですね。
ソーセージも、本格的なものだったら合うかも。
飲み進むとワインだけでも美味しく飲めます。
ほんのりと感じる甘みがいい感じですね。
しっかりした、コストパフォーマンスの高いロゼだと思います。
ちなみに、サングレ・デ・トロって、闘牛のマスコットがぶら下がっているのが目を引きますが、このロゼにぶら下がっているのは、寝転がったウシ・・・
ロゼって、南でバカンスってイメージがありますが、闘牛もバカンス中ってこと?
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