2011/01/21

キャロウェイ・クロッシング シャルドネ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)クレレット(仏:プロバンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:03)\1380
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(4)シャルドネ(豪:南東部:09)\599
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:10)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

キャロウェイ・クロッシング シャルドネ 2009
【外観】
ややグリーンがかった、中庸なイエロー。
輝きは強め。
ディスクは厚く、フチはほぼ無色。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
熟した果実香。
スモーク。
バター。
グラスを回すとクリーム系の香り。
ミネラル感もある。
こってりした、バターリィ厚みのある香り。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
甘みのある、ボリューム感のあるアタック。
アルコール度は強め。
酸味は穏やか。
グレープフルーツのような苦みも少し。
後味は少し辛い。
余韻は少し続く。

【判定】
若さを感じる外観は、2008年以降か。
しっかりした黄色なので、シャルドネっぽさがある。

香りはスモーキーな熟した果実香はシャルドネっぽい。
バターリィな感じはニューワールドのシャルドネ。

味わいは残糖の多い、ニューワールドタイプ。

ボリューム感はあるが、ボディはちょっと弱めなので、価格的には安いかも。

選択肢は二つ、オーストラリアのシャルドネか、ドイツのリースリング。

リースリングのペトロール香は無い。

でもペトロール香の無いリースリングもあるので、要注意。

何と言うか、酸味がザラザラしたような感じがリースリングっぽい。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブー

ああー、シャルドネでした。

【総評】
キャロウェイ・クロッシング シャルドネ 2009
Calloway Crossing Chardonnay 2009

オーストラリア:南東部
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

テスコエクスプレスで、599円で購入。

バターリィな、コッテリ系のシャルドネです。
ただ価格なりにボディはちょっと弱め。

飲み口は、ニューワールドらしい甘みを残しているタイプですが、第一印象は悪くないですね。

ただ、ワインだけで飲んでいると、グレープフルーツのような苦みがちょっと気になってきます。

カミさんに聞いてみると、「美味しくない、680円」
ボディはちょっと貧弱な感じと、後味の苦みがダメなんでしょうかね。

確かにあまりバランスは良くない感じ。

でもこの価格帯ならコストパフォーマンスは十分かな。

あとは好き嫌いの話ですが、個人的には、あまりリピートしたいと思うタイプではありません。

なんでしょうね?
何か微妙に気になる部分があるんですよね。

パッと見は小奇麗で清潔にしてるけど、話をすると雑な人、みたな感じ?

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