2010/11/28
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2010
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2010 ハーフボトル
GEORGES DUBOEUF BEAUJOLAIS NOUVEAU 2010 375ml
フランス:ブルゴーニュ地方:ボージョレAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ
リカーランドトップで、ハーフボトル980円で購入。
【外観】
若々しいピンクがかった濃いルビー色。
割と濃いめで、底がうっすら見えるくらいの透明感。
色合いはボージョレ・ヌーヴォーらしい、ピンク。
粘性はやや強くで、脚が長く残る。
輝きがあり、液面に艶がある。
【香り】
注ぎたては、赤ちゃんのウンチみたな醗酵香(すみません)。
すぐに揮発性の強い、華やかな香りに変わる。
フローラル。
キャンディ。
赤い果実。
グラスを回すとカラメルのような、砂糖菓子のような甘い印象。
複雑で、華やか。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュで、フルーティなアタック。
ライトからミディアムボディ。
酸味はフレッシュでしっかりしているが、バランスよくまとまっている。
タンニンは、極め細やかで柔らかい。
後味はやや乾く。
余韻は短い。
【総評】
さすがジョルジュ・デュブッフ。
今年飲んだボージョレ・ヌーヴォーの中で、ヴィラージュも含めて一番美味しいですね。
香りが華やか、口当たりがフレッシュで優しい、そして余韻がキレイ。
ボージョレ・ヌーヴォー独特の、ギスギス感みたいなものはありますが、その中でも優しいバランスでまとまっていると思います。
魅力をしっかり持ったワインですね。
今日の晩ご飯は焼肉。
焼いた肉にタレをつけて直接合わせると、ちょっと負けてしまいますが、途中で口をサッパリさせる、という役割ではとても良く合います。
でも繊細な味わいを持っているワインなので、もうちょっと軽い食事に合わせたいですね。
野菜のソテーとか、味の強くないチーズくらいの方がいい感じ。
まったくアテにならない去年との比較ですが、ワインの完成度としては去年の方が良かった気がします。
ちょっとボソボソ感が強いような・・・香りもちょっと足を引っ張る要素が混ざっている感じがします。
全体的にちょっと重い感じ??
と、文句を言ってみたものの、十分美味しいボージョレ・ヌーヴォーだと思います。
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
<2017年8月22日> 2016年の二次試験結果発表では、選択項目までは開示されませんでした。 出題された品種のみですので、これはまた別途お知らせします。 どのような選択項目が出されたかは不明ですね~。 大きな変更は無いとは思いますが、最新の情報はワインスクールなどに...
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
先日飲んだ、メルシャンのビストロ。 このワイン、ボトルがプラスチックのように軽いんです。 ちょっとびっくりするような軽さなんですが、ボトルが重いほどワインはおいしいなどという俗説があるので、いくつか重さを量ってみました。 手元にあるボトルで調べると、一般的なワインの空瓶の重さは5...
0 件のコメント:
コメントを投稿