2010/02/11

ポッジョ・レ・ヴォルピ フラスカーティ スーペリオーレ・セッコ 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:アントル・ドゥー・メールAC:06)\2080
(2)シャルドネ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:08)\1480
(3)トリンカデイラ・ダス・プラタス、ブアル、アリカンテ、フェルナンピレス(ポルトガル:ヴィーノ・レジョナル・リバテジャーノ:02)\1180
(4)マルヴァジーア トレッビアーノ ソーヴィニヨン(伊:ラツィオ州:フラスカーティD.O.C.:08)\1080

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ポッジョ・レ・ヴォルピ フラスカーティ スーペリオーレ・セッコ 2008
【外観】
ほんのりオレンジがかった、やや濃いめのイエロー。
少し熟成感を感じる色合いだが、小さな気泡が多く見られる。
ディスクは薄めで、粘性は中庸。
輝きは強め。

【香り】
パイナップルやマンゴーのような南国系のフルーツ香。
グラスを回すと、やさしい、シロップ漬けのモモのような甘い香りになる。
白い花のような感じもある。
果実香主体でやや強めの香り。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
フルーティで柔らかいが、酸はしっかりしている。
なめらかな口当たりで、優しい味わい。
甘くフルーティな印象が強く、ボディもやや太い。
余韻は少し続く。

【判定】
やや濃く、オレンジがかった外観からは、02のポルトガルと06のボルドーが候補。
香りは南国系のフルーツ香主体。
ソーヴィニヨン・ブランのパッションフルーツやセミヨンのデザートワインのような香りが近いか。
飲み口は甘みが特徴的。
カテゴリとしてはセックだが、かなり甘い印象が強い。
ちょっとニューワールド系?とも思うが、トータルの印象は上質な伝統産地のまとまり。
後味のすっきり感がワンランク上の印象。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

フラスカーティでした・・全然違う。駄目だこりゃ・・

【総評】
ポッジョ・レ・ヴォルピ フラスカーティ スーペリオーレ・セッコ 2008
POGGIO LE VOLPI Frascati Superiore Secco 2008

イタリア:ラツィオ州:フラスカーティD.O.C.
アルコール度:13%
ブドウ品種:マルヴァジーア70%、トレッビアーノ20%、ソーヴィニヨン10%

リカーランドトップで、1080円で購入。

ネタバレしてみると完全にイタリア。
モモのような優しい果実感とか、少し炭酸のイメージのある苦味とか、まさにイタリアン。
なんでボルドーって感じ・・・

ボリューム感も控えめで、ライトなイメージです。

口当たりはネクターのようなトロっとした印象。
優しいフルーツ感で、とても美味しいですね。

以前飲んだフラスカーティは、炭酸の印象が強くちょっと重い感じで、いまいちな評価でしたが、このワインはすっきりフルーティで、いい感じ。

フレッシュなモモにかぶりついているような感じ、とでも言いましょうか。

今日の晩ご飯はオムレツだったのですが、卵料理に良く合いそうです。
キッシュとか、スパニッシュオムレツとか良さそうな気がします。

それにしても後味がいいですね。
フルーティさが残って、なんとも心地よい余韻です。

良いワインですね、おすすめです。

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