2009/12/04

シャトー・ド・ヴィルクール ルージュ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュAC:09ヌーヴォー)\2680
(2)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・ヴィニョーブル・ド・フランス<コルシカ産ブドウ>:06)\1390
(3)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(4)メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(フランス:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\996(5本セット4980円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・ド・ヴィルクール ルージュ 2006
【外観】
落ち着いた色味の、やや黒っぽいルビー。
深い透明感があり、底がうっすら見える。
色味は黒っぽく、落ち着いているが輝きがあり、やや若い印象。
粘性はやや強く、脚が長く残る。

【香り】
加熱された果実。
動物香。
フローラル。
カラメルのような焦げ臭。
なめし革。
グラスを回すと生っぽい動物香が強くなる。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ややライトなミディアムボディ。
タンニンは細かいがしっかりしている。
酸味も強くしっかりと支えている。
後味は酸味が残りジューシー。
アルコール度は程よい感じ。
余韻は少し残る。

【判定】
落ち着いた外観から、ヌーボーは消える。
香りの印象は、香木のような印象があり、カベルネ・ソーヴィニヨンぽい。
でもシラー、カリニャンも怪しい。
飲んだ印象はとても洗練されていて、ボルドーをイメージさせる。
ピノ・ノワールの印象は無いので、外す。
ボルドーか、コルビエール。
時間とともにスパイス香が強くなる。
これはやっぱりシラー?

ファイナルアンサーで、シラー、カリニャン、グルナッシュ
で、ブー

ああ、最初の印象のままいけば良かった・・

【総評】
シャトー・ド・ヴィルクール ルージュ 2006
CHATEAU DE VIRECOURT ROUGE 2006

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%

酒の勝鬨の通販で、5本セット4980円、1本あたり996円で購入。

シラーとボルドー品種を良く間違えます。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーは半分くらいの確率で間違えますね・・ダメじゃん。

このワイン中国のワインコンクールで金賞を取ったワインですが、なんとなく、中華に合いそうな雰囲気のボルドーです。

低価格ワインなので、軽くすっきりしたまとまりですが、上品で洗練されていて美味しいボルドーです。

今日の晩御飯は、肉団子酢豚。

これは合うかなと思いきや、そうでもありません。

やっぱ、チーズだよな、と思ってベルキューブのチーズに合わせてみたら、ちょっとあれ?って感じ。

なんかワインが辛くなるんですよね。
そのまま飲んでいると柔らかい印象なのに。

それとも時間とともに柔らかさが消えてきた?

ちょっと優しい感じで、懐も深そうだったのですが、案外神経質なワインなのかもしれません。

飲み進むと、ちょっと人工的な印象も出てきましたね。

ライトで飲みやすい、万人受けするボルドーって感じでしょうか。

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