2009/12/05

シャトー・デメランジュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュAC:09ヌーヴォー)\2680
(2)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・ヴィニョーブル・ド・フランス<コルシカ産ブドウ>:06)\1390
(3)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(4)デュラス、カベルネ・ソーヴィニヨン(フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・デュ・タルヌ:06)\996(5本セット4980円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・デメランジュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2009
【外観】
鮮やかな色調の濃いルビー色。
フチの色味は鮮やかなピンク。
底がギリギリ見えないくらいの濃さ。
粘性はやや強め。
輝きがある、若々しい外観。

【香り】
イーストのような醗酵香。
フレッシュな果実香。
キャンディのような印象。
揮発性のあるケミカル臭。
赤い花のようなフローラル。
香りは控えめで、華やかさがある。

【味わい】
やや残糖を感じるセック。
フレッシュな果実感。
ミディアムボディ。
酸味がしっかりしていて、タンニンは柔らかい。
後味は酸味が残り、ジューシー。
少し舌が乾くような渋み。

【判定】
外観は若々しく、ヌーボーのイメージ。
香りもヌーボー独特な醗酵香と揮発香。
花やキャンディのような印象もヌーボー。
これは他に選択肢は無いっすね。

ファイナルアンサーで、ボージョレ・ヌーボー
で、ピンポン

今年のボージョレ・ヌーボーは濃いですねー。

【総評】
シャトー・デメランジュ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2009
Chateau d'Emeringes Beaujolais Villages Nouveau 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ヴィラージュAC:ヌーヴォー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ

町田の蔵家さんで、2680円で購入。

グラスに入れて時間が経つと、カラメルのような甘い印象が強くなってきました。
そうそう、ちょうどワタアメみたいなカラメル香。
ワタアメにフルーツシロップをトッピングしたような香りです。

濃厚で厚みのあるボージョレ・ヌーヴォーです。
今年飲んだ新酒の中でのランクを考えたのですが、ヌーヴォーってやっぱり評価が難しいですよね。

どこを評価のポイントとして捉えるかで、人によって全然感想が違ってくるのでは?
一般的なワインとしての評価軸で考えるとなかなか難しいです。

フレッシュ感よりは、落ち着きや厚みを重視した印象で、まろやかさがあって飲みやすいヌーヴォーですね。

ただ一般的なワインの価値観で考えると、やはり素朴で荒削りなので、良し悪しというよりは、好みの問題なのかな。

個人的には、もっとフレッシュで、ライトなボージョレの方が好きかもしれません。

でも完成度は高いので、いろいろなボージョレ・ヌーヴォーを試したい、という人にはオススメですね。

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