2009/07/21

春はロワール:ベージュ アラン・デュカス東京 石田 博氏による、フォローアップセミナーより

ワインアドバイザー・ワインエキスパートフォローアップセミナー
2009年6月27日(土)
講師:ベージュ アラン・デュカス東京 石田 博氏
セミナー概要

前回から随分更新をサボってましたが、今回は四季とワイン。

それぞれの季節に合ったワイン、飲みたくなるワインがあって、レストランではそういう点も考慮して、ワインリストを考えているそうです。

春はロワール。

パリでは、ロワール地方から野菜が届くと春の訪れを感じるそうです。
華やかさがあって、旬の野菜にも合う、ロワールが春のワイン。

夏はコート・ダ・ジュール。

地中海地方のワインですね。
バカンスに訪れる地だからでしょうか。
フランス人は白ワインをほとんど飲まないって話を聞いた事がありますが、地中海でバカンスだと、やっぱりロゼでしょうか。
それから、ボルドーも夏のワインだそうです。

秋は、ブルゴーニュ。

ピノ・ノワールの奥深さと、動物的な印象、枯れ葉、紅茶、きのこ。
秋に楽しむには最適ですね。

晩秋からクリスマスは、アルザス。

アルザスって、クリスマスの街らしいですね。良く知りませんが・・・
マルシュ・ド・ノエル(クリスマス・マーケット)のテリーヌなんかに、ピノ・グリやゲヴュルツトラミネールがピッタリ。(だそうです・・・)

そして、冬はローヌ。
トリュフやジビエに合わせられる、スパイシーなローヌが冬のワイン。

ふむふむ、なるほど、って感じですが、ちょっとひっかかるのがボルドー。
夏のボルドーのむなら、やっぱり白ですよね。

ボルドーの赤は、いつ飲むんだろう・・とモヤモヤが・・・

今回の話はフランスの季節の食材との相性の話だったので、日本で普通に飲む分には、また違うチョイスになるのかもしれません。

でも、暑い寒いだけじゃない視点が、とても素敵な感じです。

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