2009/05/17

ドン・クリストバル・ホワイト 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:シャブリAC:07)\1599
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
・シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\680
・シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドン・クリストバル・ホワイト 2008
【外観】
中庸な黄色。
ややグリーンっぽく、ややグレー。
色味は穏やかだが、若い印象。
フチはほぼ無色で、ディスクは少し厚い。
粘性は中程度。

【香り】
濃厚な果実香。
蜜のような印象。
強い香りで、やや鼻を遠ざけないと麻痺しそうな印象。
パイナップルのような南の果実と柑橘系が混ざっている。
ゲヴュルツトラミネール的な強さ。

【味わい】
残糖を多く感じる、やや辛口、くらいのセック。
まろやかな口当たりで、ボリューム感のある飲み口。
アルコール度もやや強め。
酸味はしっかりしていて、甘さとのバランスをとっている。
余韻は少しある。

【判定】
外観からはやや若いワインの印象。
04のソーヴィニヨン・ブランは違うかも。
香りは、厚みのある果実香。
南の果実の印象が強い、甘口の白のイメージ。
ここでは、完全にシュナン・ブランとヴィオニエが候補。
飲み口もボリューム感と、甘さがあり、ここでも完全にシュナン、ヴィオニエ。
他の選択肢で考えると、ヴァン・ド・ターブルがやや候補だが、フランスという印象ではない。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ
で、ピンポン

これは品種の印象そのまんま、って感じです。

【総評】
ドン・クリストバル・ホワイト 2008
DON CRISTOBAL VINO BLANCO 2008

アルゼンチン:メンドーサ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン

町田の蔵家さんで、680円で購入。

680円とは思えないボリューム感とまとまりのあるワインです。
香りが強く、やや甘さがあるので、好き嫌いはありそうですが、かなりコストパフォーマンスは高いですね。
お買い得ワインだと思います。

とてもゲヴュルツトラミネールっぽくて、混ざっていたら間違っていたかも。

微妙にライチっぽい感じもありますが、ちょっと違いますね、当たり前ですが。
でもこのへんの香りの差ってのは間違えやすいですね、気をつけないと。

ワインとしては全然問題なくて、口当たりも優しいし、バランスもいいし、力強さもあるし、価格帯としては、1000円弱くらいの品質感です。

ただ、独特の果実香なので、好き嫌いは分かれるかもしれません。

南国系の果実の香りも強いですが、味わいとしてはグレープフルーツのような苦味のある後味。
いろいろな品種が混ざっている感じがありますね。

ほんのり甘くてボリューム感のある白が好きな人にはおすすめですが、この価格なら多少の好みは関係ないくらいのコストパフォーマンスです。

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