・シャルドネ(独:ファルツ地方:Q.b.A:06)\1560
・ピクプール(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:03)\930
・ベルデホ、ソーヴィニヨン・ブラン(スペイン:カスティーリャ地方:NV)\860
・リースリング(豪:サウス・オーストラリア州:07)\838
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
ややグリーンっぽさがある。
輝きは強い。
小さな気泡が少し見られる。
粘性はやや強い。
【香り】
フレッシュなグリーンのハーブのような印象。
柑橘系のフルーツ、梨。
やや石油っぽいミネラル感。
【味わい】
ライトですっきりしている口当たり。
やや残糖があるようなわずかな甘み。
微妙に炭酸を含んでいる印象。
酸味もしっかりしているが、やや控えめ。
【判定】
外観からは判断できないが若々しい印象なので、ピクプールの03は違うだろう。
香りはリースリングあるいはソーヴィニヨン・ブラン。
ただ飲み口の若干炭酸を含んでいる印象が気になる。
品種と言うより造り方の問題がありそう。
そうなるとドイツのシャルドネってのがやや怪しい感じ。
改めて香りを嗅ぎなおすとやはりリースリングっぽい。
ペトロール香がするという訳ではないが、何となく。
そうそう、このリースリングはイーグルホークなんだけど、創始者はドイツからの移民なんですよね。
ドイツのDNAが流れている訳だ、きっと。
ファイナルアンサーで、リースリング
で、ブーー!!
あれれ・・ベルデホ、ソーヴィニヨン・ブランだったよ。
【総評】
アルトザーノ ベルデホ&ソーヴィニヨン・ブラン 2007
ALTOZANO VERDEJO SAUVIGNON BLANC 2007
スペイン:カスティーリャ地方
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ベルデホ、ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、860円で購入。
リースリングだったらもうちょっと酸味が強くてシャープだったかな、やっぱり。
ドイツのDNAなんてどこにも流れていませんでしたね、恥ずかしい・・・
ネタバレしてみると完全にソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマです。
軽くて飲みやすいワインですが、わずかに重みがあり、抑えられた印象があります。
カジュアルだけどちょっぴり本格派、って印象でしょうか。
ベルデホの特徴が分からないですが、ソーヴィニヨン・ブランをベルデホで薄めてるって感じなんでしょうか?
飲み進むと、わずかに癖があるのですが、クリーンな印象で丁寧に作られた感じがしますね。
やや軽すぎるのが難点ですが、悪く無いワインではないでしょうか。
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