2009/02/07

シャトー カントメルル 2003

シャトー カントメルル 2003
CHATEAU CANTEMERLE 2003


フランス:ボルドー地方:オー・メドックAC:グランクリュ5級
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン50% メルロ40% カベルネ・フラン5% プティ・ヴェルド5%

伊勢丹で、4725円で購入。

【外観】
濃い外観。
深い透明感。
やや落ち着いた色調。
ディスクは厚く、複雑な色調。
粘性は高く雫が

【香り】
スミレの香り。
華やかで延びのある印象。
スパイス。
なめし革。
ほのかにヴァニラ。

【味わい】
落ち着いた繊細なタンニン。
ひんやりとしたクールな印象でフルボディながら軽やかさを感じる。
わずかに熟成感を感じる酸味。
上品なフルーティさを感じる。
余韻は心地よく長めに続く。

【総評】
正月用に買ってあったけど、骨折してたので飲めなかったやつを開けてみました。
家でメドックのグランクリュを開けるのは何年ぶりだろう??

第一印象は、メドックのグラン・クリュってこんなにフルーティだっけ?って感じ。
メルローの印象が強いような気がしますね。
最近の流行だからかな?

でも時間が経つと麝香のような、悪臭系の動物香がたってきました。
悪臭系の要素は香りに深みを出して、官能的なイメージになりますよね。

さすがにグラン・クリュ。
力強さがありながら、とても華やかな香り。
それでいて、すっきりとした飲みやすい口当たりです。

今日の晩御飯は骨付きラムのステーキ。

あまりラムは食べないんですけど、折角のグラン・クリュなので、近くのスーパーで買ってきました。

グラン・クリュクラスのワインになると、香りがとても華やかになるので、合わせる食事も香りが強くないと負けてしまうんですよね。

その点、ラム肉だと肉や血の香りが強いので、当たり負けしません。

さらにワインのフルーティさを引き出して、ちょっとチャーミングな雰囲気を引き出します。

気の強い女性が力強い男性にエスコートされて、ちょっと可愛らしさを垣間見せる、ってイメージ?(ホントか?)

自宅でいいボルドー開けるなら、ラム肉は手軽でおすすめです。

体力があるので、時間がたってもフルーティでフレッシュな印象が落ちません。
というかどんどんフルーティになってきます。
ピュアな印象になってくる感じでしょうか。

5000円以内で買えるグランクリュと言う点では、シャトー カントメルル、オススメですね。

■楽天ショップへのリンク

http://item.rakuten.co.jp/aben/10002153/

※サイトより引用
愛らしい「カントメルル(さえずるツグミ)」という名のCH.カン トメルルのワイン造りの歴史は古く16世紀半まで遡ります。
香りの華やかなエレガントなワインの地として有名にしたのは、1892年から所有していたデュボ家の功績でした。
しかし、資金難や家族間内紛のため不遇の時期を向かえ、遂に、1980年にフランスの保険会社S.M.A.B.T.P.のシンジケートに売却されています。
シンジケートになってからは、セラーの新設や醸造設備の一新、最新設備の導入よるテイスティング・ルームの設置、そしてワインの品質に対する真剣な取り組みが行われています。
その結果、現在ここから産出されるワインは、高品質第3級に匹敵する価値があるとその評価も上昇中です

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