2008/10/30

コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール(チリ:コルチャグア・ヴァレー:07)\1080
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(仏:ボルドーAC:06)\990
・テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\790
・バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ(伊:ヴィーノ・ダ・ターボラ:NV)\698

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2007
【外観】
濃い外観。
透明感はほとんどない。
フチは青みの強い紫。
若々しい外観。
粘性は強く、脚がいつまでも残る。

【香り】
茎をイメージさせるようなグリーン香。
濃縮感のある果実香。
焦げ臭もかすかにあるが、フルーティさの強い印象。
香りはそれほど強くない。

【味わい】
フレッシュで、フルーティな飲み口。
厚みのあるミディアムボディながら、飲み口は爽やか。
酸味がしっかりとしていて、若々しさを感じる。
タンニンはしっかりとあるので、あと味に渋みが残る。
余韻はあまり長くない。

【判定】
コルクが浮いている時点で、スクリューキャップが外れる。
なので、ボルドーが外れて実質3択になる。
とても濃い外観なので、イタリア、スペインは違うかも。
香りは、まさにカベルネ・ソーヴィニヨン。
茎っぽいグリーン香があり、焦げ臭や濃縮感のある果実香を相まってチリカベらしい雰囲気。
飲み口は残糖をあまり感じないタイプで、セックながらフレッシュ感がつよく、爽やかな飲み口。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

ボルドーが生き残っていたら、間違っていたかもしれませんが、さすがにこれは当たったかな。

【総評】
コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2007
Cono Sur Cabernet Sauvignon/Carmenere 2007 Organically grown grapes

チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネソーヴィニヨン61%、カルメネール39%

グルメシティで、1080円のところを30%オフの756円で購入。

評判の高い、コノスルですね。
なんとなく、筋がいいというか、センスがいいというか。
チリカベらしさを持ちながら、バランスよくまとまっていますよね。

またいかにもオーガニックらしい、フレッシュさもあります。
手造りっぽい、とでもいいましょうか。

なんか憎めないというか、性格がいいというか、魅力を感じるワインです。
ニコニコしながら、だまって人の話を聞いてる、みたいな???

ジューシーさが、ジュースっぽくならず、ワインとして高度に昇華されてる感じがあるんですよね、ちょっと魔法をかけてるくらいの印象です。

飲めば飲むほど良さがじわじわ沁みてきます。
明日、朝から打ち合わせなのに、大丈夫か~。
平日に飲むと危ないタイプのワインですね、これは。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/sake-king/27/

※サイトより引用
自然のサイクルを基本とした葡萄づくりから産まれるこのワインは、ドイツのオーガニック農産物認定機関『BCSエコ』の認定を受けた有機栽培葡萄を100%使用したワインです。
ラベルに描かれた自転車は、毎日畑へとペダルをこいでいく農夫たちのシンボル。
彼らの献身的な畑仕事とチリの大自然が、土の滋味たっぷりで凝縮感のある個性を産み出しています。
【製法】
ステンレスタンク。
選果後圧搾、果汁の50%を8℃で4日間マセレーション。
その後29℃で7日間発酵。
パンピングオーバーは1日8時間。
マロラクティック発酵も行う。
SO2はごく微量ながら必要最小限な量のみ使用。
セカンドユースのフレンチオーク樽(ミディアムロースト)で6ヶ月。
ステンレスタンクで2ヶ月。

■関連情報(コノスルのワイン)

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