2008/10/25

モナステリオ・デ・サンタ・アナ モナストレル 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(仏:コート・デュ・ローヌ:07)\1590
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・モナストレル(スペイン:フミーリャD.O.:06)\1220
・バルベーラ、ドルチェット、サンジョヴェーゼ(伊:ヴィーノ・ダ・ターボラ:NV)\698

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モナステリオ・デ・サンタ・アナ モナストレル 2006
【外観】
黒く、濃い外観。
エッジに赤味を強く感じるがやや落ち着いた印象。
粘性は強めで脚が多く現れる。
雫に色素が残るので、ややタンニンが溶けきれてない印象。

【香り】
なめし革のような動物香。
ケミカルな印象が強い。
フルーツは赤系。
全体に香りは軽く、あまり深みも無い。

【味わい】
ドライで柔らかいタンニンだが、渋みはしっかりと残る。
酸味も柔らかい。
甘さはほとんど感じず、ドライで落ち着いた印象。
深みや華やかさはあまりなく、ややそっけない感じ。
ボディもミディアムくらいで、余韻はそこそこ長い。

【判定】
濃い外観からはイタリアが消える。
香りはなめし革の印象が強く、シラーは違いそう。
味わいは硬派な印象で、カベルネ・ソーヴィニヨンもありそうだけど、香りの印象がちょっと違うので、ここはやはりモナストレルか?
決め手が無いので再度検討。
やや動物香が強いが、スパイスや焦げ臭などが無いので、シラーじゃなそう。
しかも味わいは新世界ワインではない。

ファイナルアンサーで、モナストレル
で、ピンポン

おお、当たったあたった。

【総評】
モナステリオ・デ・サンタ・アナ モナストレル 2006
MONASTERIO DE SANTA ANA MONASTERELL 2006

スペイン:フミーリャD.O.
アルコール度:14%
ブドウ品種:モナストレル(ムールヴェードル)

リカーランドトップで、1220円で購入。

香りの印象はやや地味で渋い感じなんですが、飲み口はフルーティで飲みやすいワインです。
というか何となく魅力を感じるワインですね。

とてもいいワインというわけではありませんが、感じのいいワインです。

飲んでいて印象が変わっていくタイプではないですけど、飽きがくる感じじゃないんですよね。

そういえばこのワイン香りの印象は、鉄錆の印象がありますね。
血のような、というか、鉄棒のようなというか。

なめし革の印象と相まって、錆びたビスが打ってあるサドルのようなイメージ?

ちょっとそっけなさも感じますが、コストパフォーマンスが高いワインだと思います。

私は好きですね、このワイン。

■楽天ショップへのリンク
http://item.rakuten.co.jp/kbwine/mtx0562/

※サイトより引用
赤果実の濃密なフルーティーさときめ細かなタンニン、柔らかな酸がとても印象的なワインに仕上がっています!!このコストパフォーマンスには毎年のことながら驚愕!!さらに超当たり年ならではの凝縮した果実味と完熟ぶどうの自然な甘み、たっぷりとしたコクと旨みに悶絶してしまいました!!今年も飲まなければ後悔すること確実!!

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