・シラーズ(豪:南西オーストラリア:06)\1580
・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラーズ、ルビー・カベルネ(南アフリカ:ウェスタン・ケープ州:04)\1580
・モナストレル(スペイン:フミーリャD.O.:06)\1220
・アリアニコ(伊:バジリカータ州:アリアニコ・デル・ヴルトゥレDOC:05)\950
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや明るい外観。
色は落ち着いていて、透明感があって底が見えるくらい。
フチに小さな気泡が見られる。
粘性は弱くさらっとしている。
【香り】
香りは弱い。
酒精強化ワインのような印象?
赤い果実香。
【味わい】
ライトボディ。
酸味が強く、後味に収斂性を感じる。
タンニンは少なく、さらっとした飲み口。
フルーティさも強い。
【判定】
明るい外観からは、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンは消える。
モナストレルかイタリアだが、ややイタリアっぽい。
香りは弱く、あまり決定的な要素を感じないが、ちょっと酒精強化ワインのような印象がある。
一度加熱されているような感じ?
味わいはすっきりライトでセック。
フルーティで飲みやすいが後味にやや収斂性を感じる。
やはり何か加工をしたワインのような味わい。
この選択肢の中ではイタリアしかないかな。
ファイナルアンサーで、アリアニコ
で、ピンポン
おおくくりでイタリアっぽいワイン。
【総評】
フェウド・モナチ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ 2005
FEUDO MONACI AGLIANICO del Vulture 2005
イタリア:バジリカータ州:アリアニコ・デル・ヴルトゥレDOC
アルコール度:13%
ブドウ品種:アリアニコ
リカーランドトップで、950円で購入。
ちょっと紹興酒のような独特な酸味があります。
いわゆるタンニンの渋さというよりは、渋酸っぱい収斂性を感じるワインです。
香りはちょっとかびたなめし革のようなイメージがあります。
んん?これってブショネ?
ってほどでもないか。
やや口当たりが悪くてギスギスしてる感じはややマイナスポイントですが、何とも言えない独特の味わいがありますね。
収斂性が強いので、そのまま飲んでいるとだんだん口の中が渋酸っぱくなってきます。
イタリアらしく、サンジョヴェーゼに通じるものがあります。
まったくのブラインドで飲んだらサンジョヴェーゼを選んだでしょうね、きっと。
カミさんの感想は、悪くないけど、印象がずっと変わらないのでちょっと飽きる。
その部分はイタリアワインの特徴でしょうか。
しっかり熟成させてから瓶詰めする事が多いので、開けてからも印象が変わらないというイメージがあります。
(違っていたらすみません)
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