2007/11/03

ダックス・フラット シャルドネ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白)\720
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

ダックス・フラット シャルドネ 2006 ボトル ラベル
【外観】
中庸な黄色でほんの少し、オレンジがかっている印象。
粘性は強く脚がゆっくりと降りてくる。
フチは色が薄く、透明感がある。

【香り】
最初にモモやカリンくらいのフルーツ香。
バニラやバターのニュアンスもあり、樽の影響を感じる。
全体的に香りは弱めで、少し硬質なミネラルのような印象もある。
時間とともに香りはだんだん弱くなっていく。

【味わい】
甘さを感じるアタック。
やや穏やかで口当たりのよい、とろりとした飲み口。
少し塩味を感じる。
余韻はほとんど残らないが、切れのいい感じでもない。

【判定】
すこし、色合いにオレンジを感じるので、樽の影響、あるいは少し熟成が進んだものかもしれない。
アルコール度はやや強いくらい印象。
香りはフルーツが主体で、樽の影響による要因も含まれている。
そこまでの印象としてはシャルドネが第一候補。
ところが、飲み口はやや独特の飲み口を感じさせる。
いわゆるグローバルワインではなく、地元独特の要素をもったワインの印象。
そうなるとワールドワイン品種のシャルドネではなく、イタリアやスペインの地元の品種の方が有力?
イタリアは最近グローバルワインのような印象のものが増えてきたので、どちらかというとスペインかな?
そういえば何となく、この独特の印象は何となくシェリーをイメージさせるのもがある?
かも。

ファイナルアンサーで、スペイン
で、ブー

なんとシャルドネでした。

【反省点】
DUCK'S FLAT CHARDONNAY 2006
ダックス・フラット シャルドネ 2006

オーストラリア:南オーストラリア州:バロッサバレー
アルコール度:12.5%

リカーランドトップで、698円で購入。

http://www.fujitrading.co.jp/ihq/brand/00000129.html
※サイトより引用
マックギガン社は50年以上の歴史を持つ4代続く全豪第二位のワインメーカーです。ISO9001、HACCP、BRCの認証を取得しており、衛生面、品質面ともに申し分ありません。『ダックス フラット』は、オーストラリアで最も有名なワイン産地“バロッサバレー”で造られ、フルーティーで親しみやすい味わいが特徴です。

個々の要素を取ると決して悪くは無いのだけど、全体のバランスがいまいち。
飲み口の妙な甘さや、べたつき感、切れの悪い感じ、などが特に気になる。
ガーリックトーストなどを合わせると気になる部分が少し軽減されるが、ワインだけではとても飲みきれない。
価格がかなりリーズナブルなところを考慮しても、ちょっと次は無い感じでしょうか。
不出来なワインでも、方向性が我が家好みだとまだ飲めるのですが、これは樽の影響たっぷりでしかも甘さが強く、我が家的には苦手なタイプでした。
第一カミさんに大不評。

【カミさんのコメント】
うわっ・・
う~ん・・・
おしくない・・・・

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