・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白)\720
・シャルドネ(豪:ダックス フラット)\698
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
少し淡い黄色でほんのりグレーっぽい感じ。
粘性はつよくてディスクも厚く、脚も多く現れる。
色は薄いが艶っぽさもある。
しっかりとしたワインを感じさせながら、小さな気泡があるのがちょっと気になる。
【香り】
柑橘系主体のフルーツ香に、ミネラルのちょっと硬質な香り。
あとからどんどん沸いてくるのが、煙っぽい麦わらのような香り。
いわゆるソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマ。
やや硬質なので、ペトロール香に通じるもののある。
香り全体はそれほど強くないが、堅くて重いイメージ。
【味わい】
あれ? 香りの感じとイメージが違う。
フレッシュで、ほんのりした甘さがあり、酸味がしっかりと効いている。
もうちょっとガッシリした印象かと思ったけど、とてもライトな感じ。
軽やかですっきりしていて、ちょっと発泡の影響を感じる。
見た目や香りの印象と大分違うみたい。
いままでにあまり出会ったことのないバランスのワイン。
【判定】
見た目と香りでは完全にソーヴィニヨン・ブラン。
でも味わいが決定的に違う。
なんだかイタリアっぽいんだけど、香りの印象では全然イタリアっぽくない。
香りはしっかりしているが、味わいはライトで、悪く言うと浮ついているようなイメージ。
なんとも不思議なバランスで判断が難しい。
この間のオルヴィエートもソーヴィニヨンブランと間違ったし、最近のイタリアはこんな香りなんじゃないかな?とも思う。
でもこの不思議なバランスはあまり飲み慣れないスペインのものかとも思う。
とにかく、イタリアかスペインで絞って最終判断をする。
ファイナルアンサーで、エスト!エスト!!エスト!!!
で、ブー
ぎゃー、ソーヴィニヨン・ブランでした・・
【反省点】
アラン ブリュモン ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ ブラン 2006
BRUMONT VIN DE PAYS DES COTES DE GASCOGNE BLANC 2006
フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・コート・ド・ガスコーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グロマンサン50%、ソーヴィニョン・ブラン50%
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/shonan/479299/532230/
※サイトより引用
絶妙に交わる、スッキリ感と、コクです!!グレープフルーツ、蜜、フラワリーなアロマ、ソーヴィニヨン・ブラン特有のハーブさもあり、ミネラルもあり、イイ感じです。口に含むと、程よい果実の甘味と同時に、モワッとさせないキレのある酸味、そこそこの厚みがあって、その上、柑橘フルーツの心地よい苦味の混じった余韻が程よく続き、満足感を高めます!一貫してスムースな舌触りも完璧!!!!!!本当に、文句の付けどころの無いとは、こういうワインの事!!!
エスト!エスト!!エスト!!!の訳ないよなー。(反省)
不思議なバランスで、なんとも良し悪しの判断がつきにくい。
おそらく、グロ・マンサンという品種がこの不思議な雰囲気を出しているのだろう。
ほんのりとある飲み口の甘さが、料理にもちょっと合わせにくい印象がある。
ボンゴレのパスタだと、ワインの甘さが気になる。
和食に合うかと思い、さばの味噌煮にあわせてみるが、しっくり来ない。
アーモンドだと、香りで負ける。
カシューナッツは脂肪分でまける。
ナッツ系は全然ダメみたい。
当たり前だけど、ぬかづけは塩気がワインを寄せ付けない。
自家製揚げパンがあったので、これが一番合うかなと思ったら、今度は油の味を強調してしまう。
(いい油で揚げていたら問題なかったかも)
ストリングチーズだとお互いお構いなし、って感じ。
パーティで、スナックとか、オードヴルなんてシーンに合うのかもしれませんね。
好みによって意見が分かれるワインかと思いますが、造りはしっかりしているのではないでしょうか。
【カミさんのコメント】
このワイン、わりといい。
ちょっと喉に残る後味がきになるけど。
値段は1200円くらいかな。
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