2007/02/17

ブラインド・テイスティング セミヨン外す

・ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ(トスカーナ)\1200
・ミュスカデ(ロワール)\1590
・セミヨン(豪 BIN777)\1533
・シャルドネ(米)\750

の4本のうち、1本を空けてもらいブラインドテイスティング

【外観】
輝きのある黄色、ややグリーンの印象
粘度は高い、13%くらいあるか

【香り】
強い樽の香り
バターの印象
ミネラルの香りもある
フルーツは柑橘系の印象だが、樽の影響に押されて前面には出てこない

【味わい】
フレッシュな印象ながら、やや不思議な味わい
樽の影響によるものか、ちょっとオリエンタルな感じ
余韻はそれほど長くなく、ボディのふくらみもそれほど感じない

【判定】
香りのバターっぽい感じでは、アメリカのシャルドネ。
でも飲み口がやや特殊な印象。
塩味や渋さを感じる。
ヴェルナッチャとミュスカデはここで消えて、セミヨン(豪)とシャルドネ(米)の一騎打ち。
あまりに樽の影響が強くて何とも判断できないが、第一印象で決める。

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

答えはセミヨン(豪)でした。

【反省点】
セミヨンは麝香(ムスク)の香り、と言われるが、全然感じない。
ちょっと樽の影響の強いボルドー白に似ている。

ウインダム・エステート BIN777 セミヨン 2002

最後の最後になって、ちょっと動物っぽさを感じるスパイスのような印象が出てくる。
ややスモーキーな印象だが、ソーヴィニヨン・ブランよりも動物っぽい。
それにユーカリオイルのような揮発性が混ざり、動物的な香水の香りになる。
とはいえ、これはこれで、ソーヴィニヨン・ブランとの判別が難しいかもしれない。
樽の影響によるところも大きいような気がするし。

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