パソ・ア・パソ トロンテス 2016
PASO A PASO TORRONTES 2016
アルゼンチン:メンドーサ地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:トロンテス100%
エノテカの通販で12本セット10,800円(送料込)、1本あたり900円で購入。
参考価格は、1,620円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色づきが弱い
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、グリーン系フローラル、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、ハチミツ、ヴァニラ、スモーク、香木
香りの印象:開いている、第1アロマと第2アロマの両方が強い
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、しっかりしている
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:溌剌とした、ふっくらした
アルコール:強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
熟した果実
【評価】
華やかな香りと豊かな果実味、甘みのあるカジュアルな味わいだが、ピリッとしたハーブの印象や樽の影響でミステリアスな雰囲気もある
【供出温度】
11-14度 ほんのり冷えているくらいが、このワインの複雑性が出そう
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。
香りはアロマティックで、ライチ、クリーム、ヴァニラ、花の蜜、グラスを回すとハーブやスモーク、香木っぽい印象にガラッと変わります。
味わいは、やや軽めのアタックから、豊かな果実味と甘み、爽やかな酸味が華やかに広がり、しっかりしたボディに強めの苦味が出てきて、アルコールの印象が強い、重さのあるフィニッシュ。
基本的にはカジュアルですが、とても華やかさがあってゴージャスな雰囲気も持っています。
ちょっと香りがアロマティックで独特なので、人によっては受け入れられないかもしれませんね。
普通の食事には合わせにくいタイプです。
トロンテスらしいというか、トロンテスに期待しているものを全部持ってるようなワインでしょうか。
今日の晩御飯は、「鶏の唐揚げ和風煮」。
和風の味付けなので、ワインが完全に浮いてしまって、これは合いません。
「広島名物 コリコリホルモン せんじ揚げ」に合わせると、ワインだけが残る感じ。
えんどう豆スナックも同じくワインが強めに残ります。
家庭料理でこのワインに合わせるのは相当難しそうですが、パクチーとか香りの強い香草を当てると意外といいかも。
ゲヴュルツトラミネールはカレーに合うといいますが、このワインもスパイス強めの食事に合いそうな気がします。
まあ飲んでて楽しい感じなので、特に食事に合わせなくても良さそうな気もしますね。
元値の1620円は、妥当な金額とは思いますが、1000円台前半だったらお買い得かな。
ラベルデザインがちょっとおとなしくて味のイメージと違うので、もっと派手な方が良いですね。
人に例えると、とにかく楽しくてパーティ大好き、あまり空気を読まないけど、周りを明るく若い女の子、みたいな?
■楽天ショップへのリンク
[2016] トロンテス(スクリューキャップ)/パソ・ア・パソ アルゼンチン メンドーサ / 750ml / 白
※サイトより引用
「一歩ずつ着実に前進したい」との願いが込められたワイン。
芳醇なアロマが特徴のアルゼンチンの土着品種、トロンテス。
"PASO A PASO"パソ・ア・パソとは、スペイン語で「一歩一歩」という意味。
「ブドウの成長も人生同様、一歩ずつ着実に前進したい」という願いをこめて名づけられ、ラベルにも一歩一歩前進する足跡がデザインされています。
このワインが造られるアルゼンチンは標高が高く、昼夜の気温差により色濃く完熟したブドウが育ちます。
加えてアンデス山脈からの風の影響でブドウは乾燥。
そのため1年を通して病害虫や腐敗の心配がありません。
殺虫剤や除草剤を使用する必要がないため、オーガニックでナチュラルなワインを造ることができるのです。
首都ブエノス・アイレスから西へ1000kmに位置する、アルゼンチン最高の銘醸地メンドーサ州。
「パソ・ア・パソ トロンテス」は、そこで栽培される樹齢15~30年のアルゼンチンの土着品種のトロンテス100%で造られています。
こちらのワインは、ほんのり緑がかった照り艶のある明るい黄色。
トロンテスらしい白桃、バラの花びら、ジャスミンなどの複雑で芳醇なアロマ。
初めはほんのりとした甘味を感じ、その後グレープフルーツのようなほのかな苦味と、広がりのある酸の余韻を感じます。
さわやかで親しみやすく、しかも洗練されたワイン。
バランスのとれたフィニッシュが印象的です。
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