2017/05/19

ジェイコブス・クリーク クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

ジェイコブス・クリーク クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

ジェイコブス・クリーク クラシック カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Jacob's Creek Classic Cabernet Sauvignon 2015

オーストラリア:サウス・イースタン・オーストラリア
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

成城石井で、税抜き1090円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、ジャム、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>生肉、カカオ、グリーン系のスパイス
香りの印象:最初弱かったが、だんだん開いてきた

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、しっかりした
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:弱いが長めに続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
クールで爽やかさな味わいだが、スパイシーさもあり奥深さを感じる

【供出温度】
14-16度 温度が低いと単調になってしまいそうなので、冷しすぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、赤い実の果実、ブルーベリージャム、生肉、カカオ、メントール、グリーン系スパイス、カラメルなど、時間とともに変化していきます。

味わいは、ライトでクールなアタックから、爽やかな果実としっかりした酸味、心地よい甘さがじわっと広がり、スリムなボディがスーッと続いた後に、収斂性のあるタンニンがグッと締めてきて、乾く印象でフィニッシュ。

メリハリがあって存在感がありますね。
後味のタンニンが強めで、えぐ味も残るので、ワインだけだとちょっと辛く感じてしまいますが、1000円ちょっとの価格なら十分楽しめるワインだと思います。
第一印象は良いと思います。

ワンコインのワインとレベル感が明らかに違うので、ちょっと今日は高いワイン飲んでるって気になります。
香りがしっかりしていて、品の良いクールさがポイントでしょうか。

今日の晩御飯は成城石井の「シンガポール風10種スパイスのチキンカレー」。
赤ワインにはちょっと微妙かな、と思いながらあえて選んでみました。

スパイスがかなり強めなのでパワーバランスは良く、西洋と東洋がぶつかっているような何とも言えない距離感がありながら、それでも意外と楽しめる組み合わせになっていますね。

ワインはジュースっぽくなるものの、スパイシーでタンニン強めなので、カレーに持っていかれずワインらしさをキープして、食事にアクセントを加えてるような感じでしょうか。

このカレーに合いそうなワインは、ゲヴュルツトラミネールとかトロンテスのような果実感とスパイシーな香りのする白ワイン、あるいはシラーやカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったスパイス感のあるロゼが良さそうですが、このワインはスパイシーでちょっと軽いので、ロゼっぽい合い方をするんですね。

ちなみにカレーに入っているオクラに合わせると、ふざけ合ってるような楽しい感じで合いました。
面白いですね。

このワイン、素性が良いので、いろいろな食事に幅広く、さらに楽しさを加えてくれて合いそうな気がします。
家庭料理全般に合わせてみたいですね。

和食だと、七味唐辛子を振ったタレのやきとり、山椒をかけた鰻、手羽先の唐揚げ、意外と若竹煮とか。
ちなみにパクチーとはなかなか良い相性でした。

時間が経つとちょっとジュースっぽさが強くなってきたかな。

人に例えると、元気で、生きているのが楽しいキャピキャピしている女子学生って感じ?

次の日に残ったワインを飲んだら、香りがとても開いていて、メントールやハーブのような華やかな香りが出ていて、飲みくちも柔らかくなっていました。
底力のあるワインですね。

最初にデカンタージュしてもいいかもしれません。

コストパフォーマンスは高いと思います。

■楽天ショップへのリンク

ジェイコブス・クリーク[2014]カベルネ・ソーヴィニヨン(赤ワイン)

※サイトより引用
『世界で一番売れてるオーストラリア・ワイン』
と言われているのがコレ!
このワインを取り扱う前はなんとな~く、怪訝な目つきでこの宣伝文句を見ていましたが、サンプルを飲んだとたんに、
『なるほど!
これは売れるわけだわぁ!!』
と自分でも恥かしくなる程の豹変振りで、一気にこのワイナリーのファンになってしまいました。
取扱いを始めた当初は『ジャコブズ・クリ-ク シラ-ズ・カベルネ』しか販売していませんでしたが、新商品を試飲する度に、ココのワイナリーの素晴らしさの虜になり、いつのまにかこんなに様々な種類を取り扱うようになってしまいました。
手頃なワインに関して言えば世界広しと言えども、コレほどバラエティーにとんだ良いワインばかり造るワイナリーもなかなかありません!
の謳い文句を実感してください。

カベルネ・ソービニヨン100%で造られる世界でも評判の一本!(赤で単一品種100%で造られているのは、シリーズ、日本初登場!)
1995以来、アメリカで単一品種のワインを数量限定で販売。
その人気は高く、着実に伸びていた事から、ようやく、日本でも販売が開始されました。
2000年半ばまでは、アメリカでのみ販売だった、ジェイコブス・クリーク・カベルネ・ソービニヨン、日本以外で、現在、このワインが発売されているのは、シンガポールのみだそうです。
重すぎず、軽すぎずの味わいに、ミントや葉巻、樽香、ベリーなどの香りが溶け込んで、何とも言えず、充実した味わい。
ベリーや樽から来る味わい、葉巻のような豊かさが口の中で広がり、タンニンは細やかで、今までのジェイコブス・ファンにも、新たにお試し頂く方にも、おすすめです。
『あれ?カベルネだけ、何故、他のより高いの?』
と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、業者さん曰く、
『すいません。これだけチョット高いけど、世界共通で同じ様に少し高いらしいです。ゴメンナサイ。』
『でも!高い分だけオススメです(^O^)v』
との事です。
オーク樽の使用や、瓶内熟成など、他のものよりも手間がかかるのが理由のようです。
91年ヴィンテージからスタートした、ジェイコブス・クリーク・カベルネ・ソービニヨン。
現在までに、 世界各国のコンクールで
◆金賞 6回
◆銀賞11回
◆銅賞16回
◆入賞 2回
あわせて35回の受賞歴を持ちます!
今までもジェイコブス・クリークのファンだった方、まだお飲みになった事のない方、ぜひ、飲んで頂ければ、その実力に納得!!
【ティスティング・ノート】
【色合い】
紫色の輝きを帯びた中程度のルビー色。
【香り】
葉の生い茂る熟した黒スグリのアロマと、ほのかなスパイス香やアニスの香りが感じられます。
【味わい】
黒スグリやカシス、熟したベリーのフレーバーが感じられる、ミディアムボディ~フルボディのワインです。余韻には、ほのかなミントと胡椒のニュアンスが感じられます。熟したなめらかなタンニンが、ワインに構成を与え、飲みやすくバランスの取れた、カベルネ・ソーヴィニヨンの品種の個性が感じられるワインに仕上がっています。
【おすすめの楽しみ方】
牛フィレ肉などの赤身の肉料理とお楽しみください。

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