2017/04/01
ドメーヌ・ガレティス プティ・ヴェルド 2014
ドメーヌ・ガレティス プティ・ヴェルド 2014
Domaine Galetis Petit Verdot 2014
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:プティ・ヴェルド
やまやで、842円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若さのある鮮やかな色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、深い透明感がある
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>針葉樹、ドライハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>血液、鉄さび、硫黄
香りの印象:ちょっと還元状態?
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、なめらかな
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
軽くスパイシー
【評価】
ライトでドライ、ややクセがあり、香りや後味もイマイチ
【供出温度】
10-13度 軽くて素っ気ない感じなので、温度があがるとダレた印象になる
【グラス】
小ぶり
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、若さのある鮮やかな色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。
香りは弱く、血液や鉄さび、硫黄のようなケミカルな印象、渇いた木やハーブ、ちょっと閉じている印象。
味わいは、ライトでクールなアタックから、弱めの果実感と酸味が静かに広がり、スリムなボディで渇いた印象が続いて、えぐ味と収斂性のあるフィニッシュ。
プティ・ヴェルドは個性的な品種ではありますが、これはイマイチかも。
ヒンヤリとクールな飲み口はいいのですが、舌にべったりワックスのように残るケミカルな感じや、強く残るえぐ味とか、悪い要素が多いですね。
香りも固く、開いてこなさそう。
グラスに注いだときに、妙な泡が多く発生するのも気になりますね。
普通とちょっと違うのですが、何が原因でしょう?
今日の晩御飯は自家製のフツーのルーのカレー。
食事に合わせると、マイナスポイントが消えて、スッキリドライで爽やかで良い感じになりますが、でもやっぱり最後にはワインがブレーキをかけるようなえぐ味やケミカルさが残って、やっぱりイマイチ。
おつまみの「塩味トルティーヤチップス」に「ギリシャヨーグルト」を乗せたものは、まあ問題なし。
「ミックスナッツ」の「アーモンド」は苦味がケンカしてダメ、「ピーナッツ」や「ジャイアントコーン」はワインの香りのダメな部分を引き出してこれもイマイチ。
「カシューナッツ」は油脂分がつなぎになって、これは合いますね。
良いところもあるのですが、嫌な苦味や香りが完全にマイナスポイントで、飲んでて幸せ感がないですね。
一般ウケしない、マニアックな感じで、個人的にはリピートしたくはないかな~。
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