2015/07/02

フィンカ・ラ・エスコンディダ マルベック 2014

フィンカ・ラ・エスコンディダ マルベック 2014
フィンカ・ラ・エスコンディダ マルベック 2014
FINCA LA ESCONDIDA MALBEC 2014

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:マルベック

セブンイレブンで、税込み500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>フレッシュな黒い果実
<花・植物>やや重いグリーン香
<香辛・芳香>赤身の肉、血液、スモーキー
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:硫黄の印象と、重いグリーン香がある

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな甘い果実感

【評価】
ライトでジューシーだが、後味はやや辛くて重い印象

【供出温度】
10-13度、温度低めの方がスッキリ飲めそうだけど、温度上がってもそこそこ問題なさそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、明るい透明感があります。

香りは、硫黄の印象が強く、やや閉じ気味な印象、フレッシュな黒い果実や、生肉や血のイメージ、重いグリーン香や硝煙の印象もあって、後半カラメルのような印象が出てきます。

味わいは、ライトでフレッシュなアタックから、じわっと果実感と穏やかな酸味がひろがり、スマートなボディと軽いタンニンでスッキリした印象のまま穏やかにフィニッシュ。

最初はちょっと後味が重い印象でしたが、全体にフラットな印象でそんなに悪くはありません。

このワイン、2011、2012、2013年と飲んでますが、それぞれ評価が違っていますね。
ひょっとしたらロットや店頭管理のばらつきの影響なのかもしれません。

2013年はかなり好感触だったのですが、2014年はそんなに良くありません。
まあ、税込み500円という完全ワンコインとしては十分なパフォーマンスだとは思いますが。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
合わせると、ちょっと他人行儀なアルコールが浮いた感じで、辛さが強めに出ます。

口をサッパリしてくれる、という点ではいいのですが、ちょっとやはり重いでしょうか。
何でしょう、この後味が重いというか鈍いような感じ。

お中元でもらった、ベルギー産チョコレートビスケットに合わせると、苦味がケンカします。

時間が経っても硫黄の印象は変わらず、味わいはちょっとざっくばらんな感じというか、ちょっとなげやりな感じ?

繊細な料理は無理でしょうね。
後味がやや重い感じなので、カレーとか、スパイス強めの料理でしょうか。

人に例えると、雑な性格であまり考えがなく、さらに人当たりも悪い若者、みたいな感じ?

また次のヴィンテージは飲んでみたいですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


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