LOS TONELES DEL RECUERDO TINTO NV
スペイン:イェクラ地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:モナストレル100%
バッコスの通販で、6本セット5600円、1本あたり933円で購入。
参考価格は、1010円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:やや落ち着いた紫のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや熟成感がある、液面にツヤがある、深い透明感がある
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:赤い果実、プルーンのような加熱された果実、干しぶどう、丁字のようなオリエンタルスパイス、薬箱、カラメル
香りの印象:熟成感がある、開いている
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:強め、やや酸化が進んでいる
タンニン分:サラサラしてるが、後味に強めに残る
バランス:流れるような、収斂性のある後味
アルコール度:やや強め
余韻:短い
【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような印象
【評価】
やや軽めのさらっとした飲みくちながら、酸化した印象があり、強めのタンニンが後味を辛くしている。
【供出温度】
11-14度
酸化している印象が強いので、温度低めの方が飲みやすいかも。
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、落ち着いた色調ながら、フチの色味は紫で、深い透明感があり、艶と輝きがあります。
香りは、プルーンや干しぶどうのような加熱された果実香で、そこに薬箱のような、オリエンタルスパイスのような、ちょっとクセのあるスパイス香と、カラメルの印象が重なります。
味わいは、残念ながら酸化が進んだ印象で、最初のアタックは酸っぱい感じ。
口当たりはサラっとしていますが、その後に酸化した印象の酸味が広がり、収斂性のある強めのタンニンが残って、舌全体が乾く感じのフィニッシュ。
コンディションは良くありませんが、個性と捉えると、まあそれなりに面白いかも。
ひんやりしたクールな飲みくちで、温度高めでもダレない感じは好印象です。
全体的にスッキリした上品なフルーツ感が心地よいけど、後味の強めのタンニンが評価の別れるところかもしれません。
嫌な感じではないのですが、ややえぐ味と渋みが強めに残りますね。
食事に合わせると印象が変わるかもしれません。
今日の晩御飯は、和風ハンバーグ。
合わせてみると、ハンバーグのソースが軽いので、ワインが浮いてしまいます。
ちょっと酸化した印象のクセのある味わいが、料理にも、スパイスやハーブの香りを求めてしまう感じ。
ためしに、チョコボールに合わせてみると、やはりワインが浮いた感じ。
ピスタチオも同じくワインの酸化した印象が気になりますが、バランスとしては悪くないかも。
今日は週末なので、特別に「缶つま 牛肉バルサミコ」を買ってきました。
バルサミコソースってくらいなので、酸味がつなぎになってこれはバッチリ合いそうな予感。
でも開けてみたら、ただの缶詰・・
昔からある鯨の大和煮の缶詰とほぼ同じ味。
和風な味付けで、しかもしっかり缶詰味。
これじゃワインに合うわけがない・・超がっかりです。
カミさんのワインの評価は、「う~ん、これはちょっと・・」と案の定ウケが悪いですね。
やっぱり酸っぱい感じがダメみたい。
ベースは良いのかもしれませんが、少なくともこのワインのコンディションでは評価出来ません。
個人的には嫌いじゃないですが、オススメできる品質ではありませんでした。
<バッコスの資料より引用>
原産地呼称:VINO DE MESA
醸造:葡萄は全て手摘みで収穫されます。
10日間28℃にコントロールされたステンレスタンクで果皮と醗酵。
マロラクティック醗酵及び熟成もステンレスタンクで行われます。
熟成期間は特に定めずワイナリーのストック本数に応じて その都度ステンレスタンクより瓶詰を行う為、 フレッシュなモナストレルの可愛らしさがキープされます。
生産者が「うちの女王」と語るモナストレル種100%より造られます。
ムルシアのモナストレルらしく、可愛らしい赤い果実の香りの中に 白胡椒等のスパイスやハーブのニュアンス。
味わいも可愛らしいだけでなくスパイシーさがあり 程よい収斂性とボリュームがあり、この価格としては驚くほどに 赤ワインとしての要素が備わっております。
【生産国】スペイン
【生産地域 】イエクラ
【色・タイプ】赤・ミディアムボディ
【ぶどう品種 】モナストレル100%
■楽天ショップへのリンク
ボデガス・アントニオ・カンデラ・エ・イホス ロス・トネレス・デル・レクエルド・ティント 8437002524913【12001】【strw-】【YDKG-f】【bwsdr】【楽ギフ_包装】【tha】【10P27Jun14】
※サイトより引用
この農園は
私の過去全ての試飲の中でも
最高の発見のうちの一つだ!
このコメントはロバート・パーカーがワイン・アドヴォケートのスペイン担当をジェイ・ミラー博士に引き継ぐ1年前に発行されたWine Advocate # 159(2005年6月発行)からの一文です。
弊社のメガヒット商品「エストラテゴ・レアル」をはじめ以前から安くて美味しいバリュースパニッシュを数多く紹介してきたロバート・パーカーに『過去に飲んだ中でも最高の発見!』とまで言わしめる生産者「ボデガス・アントニオ・カンデラ」
アントニオ・カンデラのワインは「ロス・トネレス・デル・レクエルド」
980円という破格の価格でありながら満足度はそれを遥かに上回る抜群のコストパフォーマンスです!!
パーカーがこの生産者を大絶賛するのも頷けます!
人気のエストラテゴ・レアルやカスティーリョ・デ・モンセラントレモロンに匹敵するだけのコストパフォーマンスだという事を自信を持ってお勧めできます。
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