CANTINA VALPANTENA MERLOT 2012
イタリア:ヴェネト州:IGTヴェネト
アルコール度:12%
ブドウ品種:メルロー
DSKワインの通販で、6本セット4743円、1本あたり791円で購入。
参考価格は、1058円。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:少し落ち着いたルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱め
外観の印象:若いがやや落ち着いた色調で、深い透明感がある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:プルーンや干しぶどうのような加熱した果実の印象、ちょっとケミカル、グリーン系スパイス
香りの印象:やや熟成感がある、開いている
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:やわらかい、なめらかな
タンニン分:きめ細やか、やや弱め、後味に収斂性がある
バランス:弱め、まろやか
アルコール度:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
ちょっとゴムぽい印象が残る
【評価】
ライトでシンプルだが、独特の香りや、タンニンの印象で、味に深みを出している
【供出温度】
11-14度
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、ちょっと落ち着いた色調で、深い透明感のある濃いルビー。
香りは、ポートワインのような加熱された果実香が中心で、ややケミカルな印象と、グリーン系のハーブ香で、あまり印象は良くありません。
味わいは、ライトなアタックで、シンプルなボディ、やや水っぽい印象ながら、独特な香りと、しっかりと締まるタンニンで、個性を感じさせます。
ちょっと飲みにくい系のワインですね。
ゴムのようなケミカルな印象と、締まる収斂性のある後味で、ダメな人はダメかも。
今日の晩御飯は、キムチ鍋。
合わせてみると、反発もしないけど、フィットもしない感じ。
なんとなく一緒にいるけど、心は離れてる、って感じでしょうか?
まあ、あまり良くないかも。
ワインらしい香りがあるので、和食系や家庭料理には合わせにくいタイプかもしれません。
おつまみで、ハニーローストピーナッツに合わせてみると、これが意外とよく合いました。
ナッツの油脂分とタンニンが馴染むのですが、はちみつの甘みと、渋皮の渋みが、赤ワインに馴染む要素かもしれません。
ドライフルーツを一緒に食べてるような、感じになって、パーティっぽい組み合わせですね。
ハニーローストピーナッツって、赤ワインのおつまみとしては、とても良いかも。
レーズンとかと一緒でも良さそうです。
ワインだけでもわりと飲めるタイプですね。
ニューワールド的なサービス精神はなく、伝統的なヨーロッパスタイルのワインで、家庭料理には合わせにくそうですが、1000円くらいだったら悪くないのではないでしょうか。
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※サイトより引用
創立は1958年。ヴェローナから数分の所にあるヴァルパンテーナ渓谷の協同組合。現在260の農家で700ha(ヴェローナDOCのほぼ全て)のブドウ園を経営しています。仕立てはペルゴラ。グイヨもトライしています。すべてのタンクをコンピューターで管理。現在の発酵温度や熟成の度合いはもちろんのこと、過去の発酵データも即座に検索可能。出来上がったワインも最新の味覚判定機で確認。赤ワインに青いタンニンを残さないようにブドウから種を除去。雑味のないエレガントな仕上がり。最近では業界紙やワインのジャーナリストに取り上げられることも多く、ワインコンクールにおいても、多くの賞を獲得しています。
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