2013/09/28

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011

ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 2011
LOUIS LATOUR BOURGOGNE GAMAY 2011

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・ガメイ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ主体、ピノ・ノワールブレンド

リカーランドトップで、1680円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いた黒っぽい紫の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若いが落ち着いた色調、艶っぽさがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ドライフルーツ、プルーン、かび?、カラメル、キャンディ、シナモン、ちょっとエーテル
香りの印象:ひょっとしてブショネ?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライ
酸味:はっきりした、収斂性がある
タンニン分:弱め、さらさらした
バランス:アタックはライトだが、芯はしっかり、アルコールが強め
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
ブショネのような嫌な香りがある。ケミカルで硫黄っぽいので、時間が経つと取れるか?
味わいはシンプルでソリッドだけど、深い旨みを残す。

【供出温度】
11-14度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
色味はちょっと落ち着いた印象ながら、粘性も強く、艶っぽさもあって、期待感はあります。

香りは、ガメイらしい、ドライフルーツやプルーンのような加熱された果実の印象。
ただ、そのあとに、カビ?

鼻を突く、ちょっと嫌な印象がありますね。
ケミカルで、硫黄っぽいので、時間とともに取れるかも。

味わいは、ライトなアタックからまったく膨らまずにそのままストレートにフィニッシュ。
ドライで素っ気ない味わいながら、飲み終わりに、何とも言えない旨みを残します。
ボリューム感はないけど、旨みが広がるような感じですね。

カビっぽい香りはなかなか取れません。
これは、久しぶりの、キレイなブショネかも。

以前、ブショネでまったく飲めなかったのが、ニコラ・ジョリーのサヴニエール。
これがブショネです、って感じの教科書的なブショネでした。

サヴニエール ニコラ・ジョリー 2003

良い生産者ほど、ブショネもハッキリ、キレイに出る気がしますね。

今日の晩御飯は、自家製の餃子。
酢醤油につけるとさすがに合いませんが、餃子だけで合わせると、ワインの香りが餃子とシンクロして、ちょっとスペシャルな印象の料理に昇華します。

オリーブオイルとかちょっとたらすとか、スパイスを加えると、さらに良くなるのかもしれませんね。

このワイン、食事を引き立ててくれるみたいですね。
良いスパイスになる感じ。

食事が終わって、ワインだけになっても、軽めなので問題なく飲めます。
最初に感じたブショネも、特に問題無さそう。

おつまみでストリングチーズに乾燥バジルをふったものを合わせると、おつまみが物足りません。
食べ物を適当に合わせてもダメみたいですね。

ガメイ独特な、干しぶどうのような香りが、個性でもあるし、食事との相性を決定付けるポイントにもなりそうです。

1000円台で買える、ルイ・ラトゥールとしては貴重なワインではないでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

【お取り寄せ】アサヒビール/ルイ・ラトゥール ブルゴーニュ・ガメイ 750ml

※サイトより引用
■ルイ・ラトゥール(Louis Latour)
ワインの産地としてボルドー地方とともに賞されるブルゴーニュ。「ルイ・ラトゥール」は、この地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーです。その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
フランス革命直後の1797年に、醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)としてルイ・ラトゥール社を創設。まだ残る革命の余波をもろともせず、徐々に自社畑を広げていきました。
また成功への大きな契機となったのは、4代目当主による大胆な改革でした。19世紀後半、彼はヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラ(畑を食い荒らす害虫)で壊滅状態になった際、従来のピノ・ノワール種に替え、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかった、シャルドネ種の苗木を植樹し、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。こうした努力と成功を経て、「ルイ・ラトゥール」は現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有するブルゴーニュ屈指の造り手にまで成長を遂げています。
クリュ・ボージョレのガメイ種を主体に、ピノ・ノワール種をブレンドしています。みずみずしい果実味が感じられます。ほのかに樽香があり、甘い果実やコショウのニュアンスがあります。

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