(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)マスカット・ベーリーA100%(日本:山梨県産ぶどう使用:NV)\1080
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほぼ無色の、グレー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:日本酒くらいの色合い
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、グレープフルーツ、レモン、シロップ、ややフローラル、酵母
香りの印象:第1アロマが強め、シュール・リーのような印象
【味わい】
アタック:弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:フレッシュ、なめらか
バランス:ライトながら、少し厚みをもっている
苦味:弱い
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)
【評価】
ライトでカジュアルな果実感を持っている。
【供出温度】
8-10度
【グラス】
小ぶり
【判定】
ほぼ無色の外観からは、日本のワインが候補。
ただ、ブラン・ド・ノワールなので、なんらか色がついてないのも気になる。
香りは柑橘系が中心で、酵母の印象が特徴的。
日本のワインをイメージさせる。
味わいは、残糖を残した、少し甘みのあるタイプ。
とても軽いがジワッと旨味を持っている感じはいかにも日本ワインらしい。
ファイナルアンサーで、マスカット・ベーリーA
で、ピンポン
マスカット・ベーリーAの白ワインは初めてですね。
【総評】
ベーリーA ブラン・ド・ノワール 黒葡萄からつくった白ワイン NV
Muscat Bailey-A Blanc de Noirs NV
日本:山梨県産ぶどう使用
アルコール度:12%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA
リカーランドトップで、1080円で購入。
いかにも日本のワインらしい味わいで、甲州って言われても分からないと思いますね。
ブラインドテイスティングで飲んで、マスカット・ベーリーAって分かる人はいないのではないでしょうか。
外観はほぼ無色。
日本酒よりも、グラッパとかウォッカのような蒸留酒くらいの印象でしょうか?
輝きは意外と強めですね。
香りは、最初柑橘系の印象があって、そのあとはシュール・リーのような酵母の印象が強くなります。
それほど強い香りではなく、上品な印象。
甲州との違いは、ちょっとカラメルっぽい甘い印象があるところ?
味わいは、残糖を残した、ほんのり甘みのあるタイプ。
かなり軽いタイプなので、この「甘み」がボリューム感を出してくれているみたい。
ライトなアタックから、甘みがじわっと広がり、そのあとに旨味が続く感じで、余韻は意外と長め。
おいしいんだけど、ワインだけで飲んでると、ちょっと軽すぎて物足りなくなりそう。
今日の晩御飯は、イカの唐揚げと、肉豆腐。
どちらも和食ですが、問題なく合いました。
さすがに日本ワイン。
ほんのりある甘みが和食に良く合うみたいですね。
カミさんに、マスカット・ベーリーAのブラン・ド・ノワールと伝えて価格感を聞いたら、1680円。
軽くて甘いけど、悪くない、和食に良く合うという評価でした。
食事が終わっても、ワインだけで、まったりと飲めますね。
珍しいというだけで、十分飲む価値のあるワインだと思います。
コストパフォーマンスも高いのでは。
■裏ラベルの記述
日本生まれの赤ワイン用黒ぶどうである山梨県産マスカット・ベーリーA種を100%使用してできたブラン・ド・ノワール(黒ぶどうから生まれた白ワイン)です。ぶどうを破砕後、果汁を果皮からすばやく分離するセニエ方式を採用し、果汁を醗酵させて白ワインと同じように醸造しました。醗酵由来のフルーティな香りが特長で、渋みがなくまろやかな口当たりの白ワインです。
甘み:やや辛口
酸味:ほどよい
飲み頃温度:6-8度
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