(1)カルメネール(チリ:コキンボ地区域:エルキ・ヴァレー:10)\1299
(2)シラー、メルロー、テンプラニーリョ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)モナストレル75%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%(スペイン:地中海地方:DOイェクラ:10)\880
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、色付きが良い、液面にツヤがある
【香り】
豊かさ:やや強め
特徴:硫黄、ミネラル、動物香、茎っぽいグリーン香、スパイス、ヴェジェタル、血液
香りの印象:やや閉じている?鼻を突く重さがある
【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:なめらか、フレッシュ、強め
バランス:厚みがあり、心地良い
タンニン分:やや控えめ
アルコール度:かなり強めに感じる
余韻:長く続く
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮し、力強い
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
外観はかなり濃く、まだ若さを感じる。
この中では2010年くらい。
艶もあり、力強さを感じる外観。
香りは、やや閉じ気味なのか、スモーキーな重い印象。
硫黄のようなケミカルさとちょっと野趣のある動物香が混ざって、鈍調で重い感じ。
やや生臭さも感じる。
グリーン系の印象が強いので、カベルネ・ソーヴィニヨンかカルメネール。
味わいは、かなりアルコール度の高い印象ながら、フルーツ感が強く、タンニンが弱めのニューワールドタイプ。
するっと、ストレスなく入る感じは、いかにもニューワールド。
ファイナルアンサーで、カルメネール
で、ブー
全然違って、シラー、メルロー、テンプラニーリョのスペインでした。
【総評】
トーレス ネローラ レッド 2008
TORRES NEROLA TINTO 2008
スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ
アルコール度:14%
ブドウ品種:シラー、メルロー、テンプラニーリョ
リカーランドトップの特売で、1090円で購入。
これは何もかも間違えてしまいました。
生産年、品種、産地、すべて外れ・・とほほ。
外観はまだまだ若さを感じる、紫がかった色調で、5年も前のワインとは思えません。
とにかく、濃くて、5mm先も見えないって感じ。
表面にテラテラとした艶があって、力強さを感じます。
香りは閉じているのか、硫黄の印象や、生木っぽい重いグリーン香が中心。
これから開いてくると変わってくるかもしれません。
のみくちは濃厚なフルーツ感のあるニューワールドテイストで、アルコール度高めながら、すっきりしてて飲みやすいまとまり。
口に含んだ瞬間はそれほど、ボリューム感を感じませんが、余韻が長く、辛さと乾く印象が、アルコールの強さを感じさせます。
ワインだけで、美味しく飲めるタイプ。
ただ、濃縮感があって、アルコール度が高いので、グイグイは飲めません。
ちょっとづつ楽しむ感じ。
後味は乾く感じがありますが、フルーツの余韻と心地良い苦味が残って、またグラスに手が伸びます。
グラスに残り少なくなると、香りも弱くなりますね。
これから開いてくるのは期待出来ないかも。
今日の晩御飯は、照り焼きチキン。
鶏肉を、甘辛い照り焼きダレで炒めたもの。
問題なく合いますが、ちょっとワインの果実感が気になりますね。
果実感が強めなので、和食にはちょっと合わせにくそうです。
香りは、時間がたっても良くならず、逆に悪くなってきてるみたい。
飲みくちは、重さが気になるものの、1500円くらいまでなら、まあこんなものかな、って感じ。
カミさんに価格感を聞いたら、980円。
確かにそのくらいの感じかもしれませんね。
魅力的な果実感があるのですが、飲みくちの重さがちょっと気になるかも。
■楽天ショップへのリンク
トーレス ネローラ 白 [2009] (ネロラ)
※サイトより引用
スペインの大生産者として、またチリワインのパイオニアとして広く名の知れ渡るミゲル・トーレス。
本拠地はカタルーニャのペネデスにあり、数多くの素晴らしいワインを生産してきました。
また、国際舞台でもその存在感は圧倒的で全世界を代表するワイン生産者の1人となっています。
ネローラは地中海にあるとされた楽園の名前で、不老不死の果実がなるといわれています。
このワインはミゲル・トーレスの娘のミレイアさんが総責任者として指揮をとったワインとなっています。
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