2013/02/09

インデシオ・ソアーヴェ NV (ブラインドテイスティング:当てる)

インデシオ・ソアーヴェ NV
(1)コルテーゼ(伊:ピエモンテ州:DOCGガヴィ:11)\2040
(2)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(3)ガルガーネガ、トレッビアーノ(伊:ヴェネト州:DOCソアヴェ:NV)\850
(4)シャルドネ(豪:南オーストラリア州:11)\788

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:厚い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、金属的な輝きがある

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、酵母、スモーキー、白い果肉の果実、ペトロール香
香りの印象:鉱物的な印象がつよめ

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:豊か、強め
バランス:まろやか、ふくよか
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ボリューム感があり、強いが、カジュアルな印象。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡い色付きからは、イタリアの2本が候補。

香りはミネラル感が強く、ちょっと石油香もある。
温度低めなので、香りがいまいち、立ってこない。
しっかりしているので、ガヴィあたりが候補。

アタックは最初弱めだったが、アルコール度は強く、しっかりしたボディを持っている。
ドライな印象でアルコールがやや浮き気味。
少なくともトロンテスではなく、シャルドネも違いそう。

独特なクセのある香りがあるが、ソアヴェかガヴィかの決定的なポイントは分からない。

価格的には、2000円するとちょっと残念、850円だったらお得って感じ。

時間とともに、香りが変わってきたが、ちょっと生っぽいイマイチな印象。
これはソアヴェの方か。

ファイナルアンサーで、ガルガーネガ、トレッビアーノ
で、ピンポン

しっかりした印象のソアヴェです。

【総評】
インデシオ・ソアーヴェ NV
INDESIO SOAVE NV

伊:ヴェネト州:DOCソアヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガーネガ、トレッビアーノ

リカーランドトップで、850円で購入。

価格の割に力強さを感じる、ギラギラとした輝きを持っていて、ちょっと期待感がふくらみます。

香りは、プティ・シャブリをイメージさせる、ミネラルと酵母の印象。
でも独特のスモーキーさがあります。
ソアヴェで、こんなにスモーキーな印象は初めてかも。

飲みくちは、ややトロ味があって、口あたりはいい感じ。

スレンダーな印象で、ボリューム感はありませんが、コクというか、旨味を感じます。
ワインだけで、おつまみと一緒に飲んでるかのような、まとまりがあります。

スッキリ爽やかなタイプではなくて、ジワッと旨味を感じるタイプですね。
澱とワインと触れさせて旨味を引き出す、シュール・リーのような印象でしょうか。

なかなか美味しいですね。
これは期待以上です。

カミさんに価格感を聞いたら、1280円。
しっかりした印象の味わいなので、やや高めの評価ですね。

今日の晩御飯は、サーモンフライ。
合わせてみると、問題なく合いました。

おつまみのナッツにもよく合います。

ワインだけでも美味しく飲めるタイプですが、食事との相性も良さそうですね。
味わいにコクのあるタイプなので、魚介のグリルから、クリーム系とか、チキンくらいまで合いそうです。

グローバル品種と違って、全面に出てこない感じというか、控えめな感じがあって、日本人好みかもしれません。
裏でしっかり支えてくれるような感じですね。

このワイン、コストパフォーマンスも良くて、オススメです。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事