(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(3)ティンタ・デ・トロ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ:11)\1190
(4)ガルナッチャ・ティントレラ65%、シラー35%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ:09)\1040
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:よく熟した、濃厚な
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カラメル、ヴァニラ、タバコ、チョコレート、プルーン、シナモン、シダ
香りの印象:木樽からのニュアンス、濃縮感のある印象
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、強め
バランス:力強さのなかに軽さを持っている、流れるような
タンニン分:サラサラした
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い
【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感のある)
【評価】
濃縮感があり、力強さもあるが、ややバランスが悪い感じ
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【判定】
かなり濃い外観。
普通だとピノ・ノワールは外れるが、最近は濃いものが増えているので、ここは外せない。
香りは、木樽の影響が強めで、チョコレートやカラメルのような甘さを感じる。
茎系のグリーン香もあって、カベルネ・ソーヴィニヨンか、ローヌのシラーのような感じ。
スパイシーな感じも強いので、シラーが候補?
味わいはほんのり甘みを感じるタイプで、やはりシラーっぽい。
ニューワールドタイプのスペインって感じと、4年前の2009年もピッタリハマる感じ。
ファイナルアンサーで、ガルナッチャ・ティントレラ、シラー
で、ピンポン
何というか、ひと昔前に流行った味わいって感じ?
【総評】
イゲルエラ・ロブレ 2009
HIGUERUELA ROBLE 2009
スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガルナッチャ・ティントレラ65%、シラー35%
リカーランドトップで、1040円で購入。
コテコテに濃くて、樽香バッチリ、という、ある意味懐かしさを感じる味わい。
あー、こういうタイプ、流行ったよね~、って感じ。
我が家的には、かなり苦手なタイプです。
後味にも強い、樽の印象が残ります。
木のチップでも投入したのか、ってくらい。
口当たりの甘みはあるのですが、残糖は少なめで、後味は辛め。
なので余計に、樽の印象が気になりますね。
今日の晩御飯は、和風ハンバーグ。
生地には豆腐が入ってて、タレはかつおだしベース。
さすがに合わないかと思ったら、そうでもありません。
食事が入った方がワインの樽香が気にならなくなります。
しっかりした肉料理とか、焼肉くらいが良く合いそう。
ワインボンボンに合わせてみると、ワインの存在感がまったく無くなります。
ドライマンゴーに合わせると、ワインの渋みだけが残って、あとはマンゴー味。
いいか悪いか微妙ですが、個人的にはありですね。
ピスタチオも、渋みがややバッティングするものの、ナッツの油脂分が馴染んで、良く合います。
カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、あまり美味しくない、味が雑な感じ。980円くらい。」だそうです。
茎とか種とか、まとめて醗酵させたような雑味が気になる、という感想でした。
バレンタインでもらった、ベルギー産の生チョコ・トリュフに合わせると、苦味が若干ケンカするものの、油脂分との相性が良くて、美味しい。
チョコレートだと普通の赤ワインは渋みがケンカしますが、トリュフや生チョコのような、クリームが入っているものは、渋みが穏やかなので、割とよく合います。
なんだかんだで、1本無くなってしまいましたが、我が家的にはあまり好みではありません。
■関連リンク
イゲルエラ 2008
■楽天ショップへのリンク
イゲルエラ・ロブレ[2009]年・オーク樽・D.Oアルマンサ・コオペラィーバ・アグラリア・サンタ・キデリアHIGUERUELA Roble [2009] D.O ALMANSA Coop Santa Quiteria
※サイトより引用
■ 樹齢:平均30年
■ 土壌:砂質・粘土石灰質
■ 栽培面積:10.2ha ■ 収量:22hl/ha
■ 年間生産量:30,000本
■ 発酵:ステンレスタンク発酵
■ 熟成:オーク樽熟成 3ヶ月(225L、新樽比率50%)
凝縮した果実味とボディで大人気のイゲルエラ。『神の雫』に登場したたことで、爆発的な人気を呼んだことは記憶に新しいのではないでしょうか?そのイゲルエラの兄弟ワインとも言える、ロブレが入荷いたしました!
オーク樽熟成を経て、より厚みを増した程よい飲み応えのあるロブレの驚くべきは、このプライス。改めてコストパフォーマンスの高さを再認識させられます。話題のイゲルエラとともに、ロブレも是非お試し下さい!
オーク樽に由来するコーヒーやキャラメルを思わせる複雑かつビターな香りが広がる。ガルナッチャ・ティントラとシラー、二種類それぞれのクリアーなアロマと味わいも感じられる。柔らかなタンニン。力強い味わいとともに心地よい余韻が最後を締めくくる。
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