2013/02/10

ヴィーニャ・ヴィジャール クリアンサ 2008 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴィーニャ・ヴィジャール クリアンサ 2008
(1)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地方:DOカサブランカ・ヴァレー:11)\1280
(2)メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベック(仏:ボルドー地方:AOCボルドー・シュペリュール:09)\1280
(3)ティンタ・デ・トロ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン州:DOトロ:11)\1190
(4)ガルナッチャ・ティントレラ65%、シラー35%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOアルマンサ:09)\1040
(5)テンプラニーリョ100%(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:08)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:中庸なルージュの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや厚め
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:落ち着いた色調、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:グリーン香、フローラル、赤い果実、血液、なめし革、動物香
香りの印象:やや閉じ気味?落ち着いた印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):セック
酸味:フレッシュ、爽やか
バランス:ライト、心地良い、流れるような
タンニン分:サラサラした、弱め
アルコール度:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
ライトでフレッシュ、カジュアルな印象

【供出温度】
11-14度

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【判定】
深い透明感があり、やや落ち着いた色調。
熟成感があるわけではない。
2008年、2009年あたりが候補。

香りは、鉄サビのような血液のような印象がある。
たぶん、スペインの3本のひとつ。
候補は、ガルナッチャよりはテンプラニーリョ。

味わいは軽く、スッキリ、爽やか。
余韻も、すっと消えて、やや安めの印象。
ドライでフルーツ感は抑えめなので、やはりガルナッチャよりはテンプラニーリョ。

ティンタ・デ・トロもテンプラニーリョだが、DOトロの方が、濃いワインの印象なので、ここはバレンシアか。

ファイナルアンサーで、テンプラニーリョ
で、ピンポン

生産年と価格で当てた感じですね。

【総評】
ヴィーニャ・ヴィジャール クリアンサ 2008
Vina Villar Crianza 2008

スペイン:バレンシア州:DOバレンシア
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ100%

オーケーストアで、798円で購入。

スッキリと軽めの味わいですが、サビっぽいというか、なめし革っぽいというか、ちょっと引っかかるような収斂性を持っていて、それが個性になっています。

ライトでドライで、サバサバした、割り切りの良い味わい。
個人的には好きなタイプですが、ちょっと素っ気ない印象なので、人によってはダメかもしれません。

今日の晩御飯は、チキンソテーのホワイトソースがけ
ホワイトソースなので、イマイチ合わないかと思いましたが、このワインは問題なく合いました。

軽くて、クセのない味わいだからでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円と高評価。
軽いので安いかと思ったけど、バランスがいいので、品質が良くて軽く感じるタイプかと思った、とのこと。

ワインだけになっても、美味しく飲めますね。

飲みくちが素直で、クールでひんやりした感じあって、余韻もいいですね。
後味にやや収斂性がありますが、それほど気になりません。

おつまみで、ミックスナッツに合わせても大丈夫。
気軽に、カジュアルに飲めるのがポイントですね。

それにしてもこのワイン、軽めに感じるのですが、アルコール度は13%あるので、グビグビ飲むのは危険ですね。
コストパフォーマンスも高く、美味しいワインではないでしょうか。

■裏ラベルより
地中海沿岸のリゾート地として名高いバレンシアで収穫された良質な100%テンプラニーリョで造られ、豊かな香り・複雑な味わい・深いルビー色が特色です。12ヶ月以上の樽熟成がもたらす絶妙なバランス、フルボディの力強さ、スパイシーな味わいが楽しめます。
ワインのタイプ:渋みは控えめで、果実味が豊かな爽やかな飲み口の赤

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