Casillero del Diablo Shiraz 2011
チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ
リカーランドトップで、1350円で購入
【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
ディスク:薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、よく熟した
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:タバコの葉、茎のようなグリーン香、カシス、動物香、スモーク、スパイス
香りの印象:木樽からのニュアンス、開いている
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):セック
酸味:フレッシュ、シャープ
バランス:骨格がしっかりしていて、力強い
タンニン分:強め、サラサラした
アルコール度:強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
濃縮し、力強い。
【供出温度】
15-18度
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
以前飲んだのは、2007年ビンテージ。
濃くて強いが、スッキリと飲みやすく、フルーティ、という感想でした。
2011年ビンテージは、やや重厚感が出てきている感じです。
そういえばこのシリーズ、カベルネ・ソーヴィニヨンが、同じように強めのタイプでした。
シラーズも、濃くて重厚なタイプに変わってきたいみたいですね。
個人的には、以前の方が好みだったかも。
強さがあって、タンニンもしっかりあって、本格的なタイプ。
樽香が強めで、我が家的にはちょっと苦手なタイプですね。
ちょっと茎っぽいというか、ケミカルな感じというか、鼻をつく香りの印象。
フルーツ感抑え目で、ジューシーさは弱め。
タンニンが強くて、アルコール度が高いせいか、後味は乾く感じです。
ワインだけで飲むと、ややつらいタイプ。
しっかりした肉料理とかに合わせると活きてくるタイプでしょうか。
それにしても、前回(2007年)の印象とは大分違いますね。
何というか、背伸びして無理しているような印象があります。
素直さが無いというか。
時間が経って開いてくるようなタイプでもなさそう。
ちなみに、「田崎真也 お酒とチョコのマリアージュ ワインと愉しむ ベルギーチョコレート」の赤ワインアソートに合わせると、急にイキイキとしてくるというか、ワインが活きてきます。
ワインに足りない部分を補ってくれるみたいですね。
樽香嫌いな我が家的にはイマイチ感があるけど、ワインとしてはしっかりしていて、合わせる食事によってはとても活きてくるワインだと思います。
次の日に飲んでも、温度低めで管理してあれば十分飲めました。
ひょっとして美味しくなってたりして、って期待してましたが、印象はほとんど変わらないですね。
素っ気ない印象で、香りもイマイチですが、飲み口のクールな感じとか、抑えたフルーツ感とか、魅力も持ってて、ワインだけでもグラスに手が伸びます。
前回良かったので、期待しすぎてましたが、考えてみるとこのワイン、1000円台前半なんですよね。
あれこれ文句を言いましたが、この価格ならまったく文句ないのでは。
■関連情報(カッシェロ・デル・ディアブロ シリーズ)
■楽天ショップへのリンク
【お取り寄せmrcn】コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ シラーズ 4973480662159※ヴィンテージ指定は出来かねますので予めご了承くださいませ。お取り寄せ商品のため3~14営業日以降の発送となります。【Marathon10P02feb13】
※サイトより引用
2008ヴィンテージ:2010年デカンター・ワールド・ワイン・アワード銅賞
2008ヴィンテージ:ワイン・スペクテイター86点(2010年2月)
2008ヴィンテージ:ワイン・エンスージアスト87点(2010年7月)
その昔、貯蔵してあったワインのあまりのおいしさから盗み飲みが絶えなかったため、創立者ドン・メルチョー氏が『この蔵には悪魔が棲んでいる』という噂を流し、その美酒を守ったという、『悪魔の蔵』の伝説を持つワイン。
選りすぐりの完熟したシラーズ品種を収穫、発酵後、アメリカンオーク樽で約8カ月間熟成しています。
この蔵は今もなおコンチャ・イ・トロ社に現存し、大切なワインが眠っています。
深みのあるルビー色、ブラックベリーやブラックチェリーの果実の豊かな風味にあふれ、スパイス、杉、チョコレートやトーストの香りも感じられます。
果実香と樽香のバランス、ふくよかな口中、甘くなめらかなタンニンと程よい酸のまろやかな赤ワイン。
赤身の肉、ラグ-のパスタ、スパイシーな料理
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