2012/05/30

ガンマ オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ 2011(ブラインドテイスティング:当てる)

ガンマ オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ 2011
(1)シラーズ(豪:南オーストラリア:10)\980
(2)シラー100%(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\982くらい
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン100%(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:11)\966
(4)シラーズ(南ア:WOウエスタン・ケープ:11)\924
(5)テンプラニーリョ40%、モナストレル40%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%(スペイン:DOバレンシア:07)\898

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや弱め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:薄い
粘性:やや弱め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、よく熟した

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、針葉樹、グリーン香、メントール、タバコ、燻製肉
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや強い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ドライな印象
酸味:なめらか、しっかり
バランス:骨格のある、力強い
タンニン分:強い(突出した)
アルコール:強め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
濃縮し、力強い

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし、飲む直前

【判定】
若くて濃い感じはニューワールドの2010年以降の印象。
スペインの2007年は外れる。

香りは生木のような荒っぽいグリーン香があって、チリカベの印象。
ユーカリオイルのようなメントールのような揮発性のある香りも印象的。
シラーというよりはカベルネ・ソーヴィニヨン。

飲み口もドライで、強くて、荒々しい。
やはりシラーというよりは、カベルネ・ソーヴィニヨン。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

ドライでヘビーな、チリカベです。

【総評】
ガンマ オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ 2011
Gamma Organic Cabernet Sauvignon Reserva 2011

チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%

ヴァン・ヴィーノの通販で、6本セット5900円で購入。1本あたり984円
参考価格は966円。

男のワインって感じの、強くて、辛くて、渋い、ワインです。

カミさんに感想を聞いたら、「う~ん、これは食事がないとキツイね。」とのこと。

今日の晩御飯は、フツーのルーのカレー。
これが意外と良く合いました。

タンニンが、カレーの脂分と辛さにうまく馴染む感じですね。
ワインだけで飲んでるとあまり感じない、フルーツ感や甘み、も出てきます。

このワイン、スパイシーな印象が強めなので、カレーのスパイスと何となくシンクロしてる感じがありますね。

ただ、結構強めのワインなのに、水がわりみたいにグイグイ飲んで、気が付くと結構酔っ払ってます。
これは危険な組み合わせかも。

このワイン、時間がたってもあまり印象が変わりません。

香りはあいかわらず、青っぽい。
でも、時間とともに、後味の渋みが若干和らいできたような。

とはいえ、ワインだけだとやっぱりキツめですね。

飲みくちはちょっと粗さがあるものの。このワイン、悪くありません。

オーガニックのせいかどうか分かりませんが、素直な味わいで、変なクセがありません。

食事との相性もいいし、1000円程度だったらお買い得感がありますね。

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