2012/05/13

足利呱呱和飲 2011(ブラインドテイスティング:当てる)

足利呱呱和飲 2011
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ州:AOCプイィ・フュイッセ:08)\3900
(2)ソーヴィニヨン・ブラン34%、セミヨン33%、ミュスカデル33%(仏:ボルドー地方:AOCアントル・ドゥ・メール:11)\2080
(3)甲州77%、竜眼22%、シャルドネ1%(日本:山梨県甲州市勝沼、長野県安曇野、山形県上山:11)\1428
(4)デラウェア(日本:山梨県:10)\1320
(5)アイレン(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:NV)\630

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりベージュっぽい、グレーに近いイエロー。
濃淡:淡い
ディスク:やや厚め
粘性:弱め
泡立ち:スティル(フチに多くの気泡が現れる)
外観の印象:色づきが弱い、品種の皮の色が出ている

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:梨、メロン、炭酸、シュール・リー、酵母、ナッツ
香りの印象:開いている、第1アロマが強い、シュール・リーの印象?

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘さ
酸味:なめらかな、しっかりしている
バランス:甘みがあり、ライトでフレッシュ
苦味:かすかに後味にのこる
アルコール:やや弱め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(チャーミングな)

【評価】
残糖を残した中辛口タイプ、ライトでフレッシュな印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
グレーにちかい無色で、ほんのり赤味がさしているので、ほぼ甲州。

香りも甲州らしい、白っぽい果肉のような、シュール・リーのような、感じ。

飲みくちは、中辛口からやや甘口。
後味に残らないすっかりした甘さ。

んん?ひょっとして、デラウェアもある?

再度、香りを確認。
デラウェアだったら、もっとアロマティック品種のような、強い果実香が出るはずなので、やはりここは甲州。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

優しい甘さが心地良い甲州です。

【総評】
足利呱呱和飲 2011
Ashikaga-coco-wine 2011

日本:山梨県甲州市勝沼、長野県安曇野、山形県上山
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:甲州77%、竜眼22%、シャルドネ1%

ワイン商人ドゥアッシュの通販で、1428円で購入。

思ったより甘くて、ちょっと戸惑いましたが、とてもバランスが良くて、後味もスッキリしていて、飲みやすい甲州です。

竜眼という品種が22%入っていますが、これがどういう役割を果たしているのでしょうか??

フレッシュで甘みがあって、しかもライトなので、アウトドアで飲むと美味しそう。
バーベキューとかだと難しいけど、サンドイッチでピクニックなんてちょうど良さそうです。

少し甘いワインって、和食に良く合うんですよね。

今日の晩御飯は焼きシュウマイと、パスタサラダ。
どちらも、邪魔はしないって感じで合います。
でもちょっと甘みがジュースっぽい印象になってしまうので、食事に合わせるのは、なかなか難しい?

どこかで飲んだことがあるような、と思っていたら、これ、日本の新酒ですね。

15年くらい前に、日本の新酒が大量に出ている時期がありましたが、甘みとフレッシュさを残した、がぶ飲みタイプのワインでした。
その中でも、メルシャンの新酒は完成度が高くて、今後これが日本のワインのスタンダードになるのでは、って思っていました。
その時に飲んだ、メルシャンの新酒に近い気がします。

カミさんに価格感を聞いたら、日本のワインだからちょっと高めで、1500円。
甘いワインが嫌いなカミさんにはあまり気に入られなかったようです。

確かに、ブドウの種のようなエグ味が喉に残る感じがやや気になるかも。

でも、私はこのワイン、完成度が高いと思います。

甘みをとても上手に活かしていて、絶妙のバランスではないですかね。
ベタベタしない、後味がドライな甘さで、美味しいワインだと思います。

■ココファームのワイン

・農民ドライ 2010
・農民ロッソ 2010

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