2012/03/16

リサーナ 赤 2005(ブラインドテイスティング:外す)

リサーナ 赤 2005
(1)プティ・ヴェルド(スペイン:地中海地方:DOフミーリャ:07)\1040
(2)メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー(スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ:05)\1080 (6本セット@664円で購入)
(3)ピノ・ノワール(チリ:アコンカグア地域:カサブランカ・ヴァレー:10)\980 (6本セット@664円で購入)
(4)グルナッシュ50%、カリニャン25%、シラー15%、メルロー10%(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\820

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:やや濁った
輝き:やや強め
色調:紫がかった、ガーネット
濃淡:濃い
ディスク:やや薄い
粘性:強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、濃縮感がある

【香り】
豊かさ:力強い
特徴:カシス、ブラックベリー、タバコ、血液、燻製肉、黒胡椒、シナモン、チョコレート
香りの印象:開いている、木樽からのニュアンス

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):控えめ
酸味:フレッシュな、シャープな
バランス:心地良い、爽やか
タンニン分:サラサラした、突出した
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(濃縮した)、フレッシュな

【評価】
濃縮し、力強い、フレッシュ

【供出温度】
15-18度

【グラス】
中庸、大ぶり

【デカンタージュ】
必要なし、飲む寸前

【判定】
若々しくて、濃い外観からは、2010年のグルナッシュ、シラー。

香りの印象は、濃厚で、スパイシー、木樽の印象。
シラーやグルナッシュのイメージ。

味わいは、意外と軽めで、フレッシュ感が強い。
やはり若い印象と、よく熟した果実の印象。
複雑性もあり、複数の品種が混ざってるような感じ。
フルーティで甘みもあるけど、後味がドライで、タンニンがしっかりしている点はフランスっぽい。

ファイナルアンサーで、グルナッシュ、カリニャン、シラー、メルロー
で、ブー

何と、2005年のスペイン

【総評】
リサーナ 赤 2005
Lixana 2005

スペイン:バレンシア地区:ヴィノ・デ・メサ
アルコール度:13.6%
ブドウ品種:メルロー、モナストレル、プティ・ヴェルド、シラー

セラー専科の通販で、6本セット3980円、1本あたり664円で購入。
参考価格は、1080円。

7年前のワインとは思えないフレッシュ感。
ネタバレしてみると、確かに香りに熟成感を感じます。

飲み口はとてもフレッシュで、果汁の印象がピチピチしてます。
でもやっぱり、後味に残る余韻が確かに熟成感をもってますね。

何となく不思議なバランスで、ちょっとチグハグ感もあるのですが、それが逆に魅力になっている感じ?

今日の晩ご飯は、塩こうじの鶏の炒めものと、揚げ出し豆腐。

揚げ出し豆腐に合わせてみると、熟成感とダシの甘みがつなぎになって、そんなに悪くありません。

塩こうじの鶏の炒めものは、塩気とタンニンがちょっとぶつかります。
でも、問題はありませんね。

週末なので、レトルトのボロネーゼパスタも作って合わせてみました。
ハインツの大人向けパスタ、「黒毛和牛と赤ワインのボロネーゼ」です。

ワインと合わせると、お互いに助かる感じで、傷を舐めあってる感じ?

カミさんに感想を聞いたら、「濃くて、アルコール臭い、980円くらい。」とのこと。

確かにアルコールが強めで、ちょっと浮いてる感じはあります。
後味の辛さもアルコール度が高めだからかもしれません。

食事が無いと飲みにくいタイプでしょうか。
辛さとアルコール感がたまってきて、重くなってきます。

最初の印象は悪くなかったのですが、飲み進むと、だんだん気になるところが出てきました。

ちょっとトゲトゲした感じなんでしょうか。
アルコールが強すぎる印象なんですよね。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事