2012/01/25

ビンス・パドロ タラゴナ・クリネル・ブランコ 2010(ブラインドテイスティング:外す)

(1)バッカス(英:イングランド南東部:05)\2400
(2)ムロン・ド・ブルゴーニュ(仏:ロワール地方:AOCミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ:10)\1040
(3)フィアーノ(伊:シチリア州:IGTシチリア:10)\700
(4)マカベオ65%、パレリャーダ25%、チャレロ10%(スペイン:カタルーニャ州:DOタラゴナ:10)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:輝きのある
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:淡い
ディスク:薄い、やや厚い
粘性:やや軽い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、軽い

【香り】
豊かさ:弱め
特徴:レモン、グレープフルーツ、リンゴ、菩提樹、火打石、硫黄、石油
香りの印象:若々しい、落ち着いた(控えめな)、還元状態
【味わい】
アタック:軽め
甘み:軽め
酸味:爽やかな、なめらかな
バランス:スリムな、溌剌とした、ドライな
苦味:控えめ、穏やかな
アルコール:やや軽め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュな)、ミネラル感のある

【判定】
若々しい外観からは2010年の3本が候補。
淡い、ほぼグレーの色調からはムロン・ド・ブルゴーニュ、フィアーノあたりが候補。

香りはちょっとペトロール香があり、リースリングっぽい印象。
シュール・リーの印象があるかどうかが、大きな判定ポイントだが、なんとなく酵母感がある。

味わいは、ライトでスッキリ、軽めのまとまり。
バランスは良くて、1000円超えそうな印象。

ファイナルアンサーで、ムロン・ド・ブルゴーニュ
で、ブー

スペインでした。

【総評】
ビンス・パドロ タラゴナ・クリネル・ブランコ 2010
Crinel Blanco Tarragona 2010

スペイン:カタルーニャ州:DOタラゴナ
アルコール度:11%
ブドウ品種:マカベオ65%、パレリャーダ25%、チャレロ10%

リカーランドトップで、598円で購入。

スペインのワインに良くある、シェリーっぽいコクを持っているタイプの白ワイン。

ネタばれしてみると、ミュスカデほどキレが無い感じです。
やや鈍調な感じもありますが、レモンを絞ったような爽やかさも持ってます。

カミさんに価格感を聞いたら、780円。
しっかりした印象で、爽やかで美味しい、とのこと。

後味も悪くないですね。
ふんわりと残る果実感が心地よい感じです。

今日の晩御飯は、塩ジャケのちゃんちゃん焼き風と、豚肉の卵とじ。
どちらも不思議なメニュー。。

普通の塩ジャケに、マヨネーズであえたモヤシを乗せて、ちゃんちゃん焼き風にしてあるのですが、ワインを合わせると、ただの塩ジャケと飲んでる感じ。
生臭くなってダメですね。

豚肉の卵とじの方は、すき焼き味。
レモンを絞ったような感じで、口をさっぱりさせてくれる、という点では良く合いました。

合わせるポイントはレモンを絞って美味しいような食事、でしょうか。

このワイン、食事が終わって、何も無くても、そのままで美味しく飲めます。
品のいい爽やかさがあって、口を冷やすヒンヤリ感がいいですね。

後味にフルーツ感が残るのですが、ちょっとガムやキャンディのような、カジュアルで陽気な印象。

何か面白いバランスなんですよね。
ついつい飲み過ぎてしまいます。

後味が良くて、また飲もうって思うタイプですね。
コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

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