(1)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(3)ガルガネーガ90%、トレッビアーノ10%(伊:ヴェネト州:DOCGソアーヴェ・クラシコ:09)\680
(4)シュナン・ブラン(南アフリカ:コースタル・リージョン:WOパール:10)\550
(5)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\380
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

すこし淡い色調の、グリーンがかった、レモンイエロー。
色味は薄く、グレーっぽい。
ディスクは厚めで、フチから無色の幅が広い。
輝きはやや強めで、硬質な輝きがある。
ちいさな気泡がグラスの内側に少し見られる。
粘性は弱め。
【香り】
重みのある、熟した果実香。
スモーキーな印象。
グラスを回すと、少しハーブの印象。
酵母の印象と、クリームっぽさも少し。
香りは弱めで、質素な印象。
【味わい】
残糖をわずかに感じるセック。
ライトでフレッシュな口当たり。
酸味は強く、少し荒い感じ。
ボディはスレンダーで頼りない。
後味に、アルコールの印象とエグ味が残る。
余韻は短い。
【判定】
淡くて若さを感じる外観からは、2007年ソーヴィニヨン・ブラン以外が候補。
香りの印象はシャルドネ。
スモーキーで重い果実香。
味わいの印象は、ライトで低価格なテーブルワインの印象。
後味もあまり良くなく、アルコールが浮いた感じ。
シュナン・ブランは香りの印象が全然違うので外すと、この中ではカリフォルニアのシャルドネか、ソアーヴェ・クラッシコ。
香りの印象はシャルドネが近かったが、味わいの印象がソアーヴェっぽい気もする。
甘みが無く、素朴で、シンプルな印象の味わい。
そうなると香りも、ガルガネーガ独特の、まだ青い感じのフルーツ?
ファイナルアンサーで、ソアーヴェ・クラッシコ
で、ピンポン
軽いけど、ちょっと口当たりが鈍調な、ソアーヴェですね。
【総評】
アズダ エクストラ・スペシャル ソアーべ・クラシコ 2009
ASDA EXTRA SPECIAL SOAVE CLASSICO 2009
イタリア:ヴェネト州:DOCGソアーヴェ・クラシコ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ルガネーガ90%、トレッビアーノ10%
西友で、680円で購入。
あまりいいバランスじゃないのかな?
全体に軽いんだけど、口当たりが重い、みたいな。
カミさんに値段感を聞いてみたら、600円。
軽くて飲みやすいんじゃない?って感想でした。
確かに料理に合わせて、グイグイ飲むにはちょうどいいワインかもしれません。
冷やした方が飲みやすそうですね。
温度が高めだと、重い感じが気になります。
今日の晩ご飯は、豆腐の精進揚げ、みたいなやつ。
ワインが軽いので、合わなくは無いですが・・・やっぱり、トマト系のピザとかパスタに合わせたいかな。
パンがあったので合わせてみると、生地に少し甘みがあるタイプだったので、ワインが辛く感じました。
気軽に飲むには、悪くないワインですが、じっくり味わうと、アラが見えてきます。
でも680円だと、お買い得感はありますね。
リッチなコッテリ系のワインが好きな人には合わないでしょうね。
素朴で、多少荒っぽいワインでも大丈夫な人は、美味しく飲めるのではないでしょうか。
■関連リンク(ASDAワイン)
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