(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:07)\2180
(3)クレレット(仏:プロバンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:03)\1380
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(5)シャルドネ(日本:山梨県:甲斐市:生産年不明)\720(瓶代除く)
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
少しベージュがかった、濃いめのイエロー。
若々しさがある、濃い目の黄色で、色づきのいいブドウを使ったような印象。
ディスクは厚めで、フチはほぼ無色。
輝きは強く、キラキラしている。
粘性は中庸で、細い脚が多く現れる。
【香り】
石油香に近いミネラル。
柑橘系。
スモーキー。
グラスを回すと、リンゴのような酸の印象が出てくる。
クリーム系の印象もあり。
香りはそれほど強くなく、硬質で伝統的な産地のイメージ。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
やや酸化しているような酸味で、収斂性を感じる。
参加したリンゴのような印象。
少し熟成感がある。
ボディは厚みがあって、アルコール度も強め。
余韻は短い。
【判定】
やや濃い色調は、南の印象と、3年程度の熟成感を感じる。
香りはリンゴの酸の印象が特徴的。
ボルドーやアリゴテの感じ。
スモーキーな感じはシャルドネっぽい?
味わいはちょっと酸化した印象があって、やはりボルドーっぽい。
今回の中ではヴァン・ド・ペイのソーヴィニヨン・ブラン?
2003年のクレレットも怪しいので、可能性を検討。
さすがに8年前の印象ではない。
ソーヴィニヨン・ブランかアリゴテ、どっちだろう?
独特の苦みがあって、酸味に収斂性と苦み、飲み口が少しワイルドな感じはアリゴテの印象。
でも価格帯の印象は、1000円程度。
悩むが、ここは価格優先か?
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー
あれー、日本のシャルドネでした・・
【総評】
シャトレーゼ ワイナリー直送 樽出し<生>ワイン シャルドネ 生産年不明
日本:山梨県:甲斐市
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:シャルドネ
シャトレーゼで、瓶代抜きで、720円で購入。(瓶代150円)
う~ん、日本のワインとは思えなかったですね。
樽出しの生ワインなので、もっとフレッシュで、微発泡してるくらいをイメージしてました。
管理の問題なのか、ちょっと酸化してる感じがあります。
買ったのは昨日なので、自宅の管理で酸化した訳では無いと思います。
とはいえ、しっかりしたワインで、印象は悪くありません。
辛口ワイン好きなカミさんには好評ですね。
このワイン、シャトレーゼの店頭にタンクがあって、その場で瓶に注いでくれます。
専用の瓶は150円で、次にまた瓶を持っていけば、720円で購入できます。
賞味期限は2週間ですが、それを過ぎても料理酒に使うことが出来るみたいですね。
ラインアップとしては、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローの3つ。
瓶も買った事だし、他の品種も試してみようかな。
飲み進むと、ちょっとアルコールっぽいのかな?
辛口だし、フルーティさも無いし、イマドキの感じではありません。
これが甲州だったら、存在価値があるんですけどねー。
シャルドネで、この価格このまとまりだと、あまり競争力が無いような・・・
とはいえ、日本のワインで、この価格でこの品質っていうのは素晴らしいと思います。
正直というか、玄人好みというか、質実剛健というか。
いかにも日本人が作ったって感じ。
逆に、品質が良く分からない輸入ワインを飲むよりは、ずっと安心して飲めるのかも。
飲み進むにつれてじわじわ良くなってきました。
真面目なワインって感じがして、とても好印象。
だんだん、香りも味わいもまろやかになってきたかも。
これは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローも楽しみですね。
※チラシから引用
柑橘系の香りやナッツのような香ばしい風味が特徴的で、爽やかな酸味とコクが楽しめます。魚介類、鶏肉、豚肉などの料理との相性の良い辛口白ワインです。
無殺菌の生タイプですので、お買い上げ2週間程でお召し上がりください。
賞味期限を過ぎた場合は料理用などにご利用下さい。
樽出し量り売り<生>ワインとは・・・
・工場直送だから高品質ワインが低価格!
・加熱、濾過処理をしないフレッシュな味わい!
・通い瓶なので、2回目から中身だけの価格!
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