(2)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:AOCコート・ド・カスティヨン:02)\1399(特売)
(3)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・シューペリュール:00)\1080
(4)モナストレル60%、テンプラニーリョ30%、カベルネ10%(スペイン:バレンシア州:アリカンテDO:08)\1080
(5)品種不明(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:06)\598
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
ほとんど黒に近い色合いで、フチだけヴァイオレット。
透明感はほとんど無いが、底光りするような輝きはある。
粘性は強めで、複雑な脚が多く現れる。
【香り】
なめし革。
黒い果実。
茎っぽいグリーン香。
ややケミカル。
まだ閉じている印象。
グラスを回すとやや生っぽい動物香が強くなる。
香りはそれほど強くないが、鼻をつくような刺激がある。
【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フレッシュでフルーティさのあるアタック。
フルボディ。
アルコール度は強め。14%くらいの印象。
やや炭酸のような印象があり、かなり若い感じ。
酸味はしっかり効いている。
タンニンもしっかりあり、舌全体が乾くような感じ。
濃厚フルーティなニューワールドタイプの味わい。
余韻は少し続く。
【判定】
若くて濃い感じは、2008のスペイン。
最近のサンジョヴェーゼも濃いものがあるので、外せない。
香りはグリーン系のカベルネ・ソーヴィニヨンっぽさが強く、他にも品種が混ざったような感じ。
味わいは、ほんのり甘みを感じるフルーティさで、良く出来たチリカベって印象。
モナストレルは、今までの経験では、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい青っぽさと、鉄サビが特徴。
このワインは鉄サビっぽさは感じないが、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽさは強い。
そこにやや野暮ったい動物香。
これはきっとテンプラニーリョ。
ファイナルアンサーで、モナストレル、テンプラニーリョ、カベルネ
で、ピンポン
思いのほか、濃いワインでした。
【総評】
ラウデュム オーガニック 2008
LAUDUM NATURE Cultivo Ecologico 2008
スペイン:バレンシア州:アリカンテDO
アルコール度:13%
ブドウ品種:モナストレル60%、テンプラニーリョ30%、カベルネ10%
リカーランドトップで、1080円で購入。
カミさんに価格を聞いたら、1280円。
スペインなので少し低めに答えたそうです。
力強さとまとまりの良さは確かに1500円クラスのイメージがあります。
今日の晩ご飯はさわらの西京焼き。
脂がのっている部分は合わなくも無いですが、やっぱり焼酎には敵いません。
スモークチーズがあったので、それに合わせてみると、ようやく落ち着いた感じ。
このワインはオーガニックですが、バレンシア有機農法協会の認定ワインだそうです。
確かに、素直な飲み口がオーガニックっぽい感じ?
ニューワールドっぽい味わいが、個人的にはイマイチなのですが、全体的なバランスと飲み口は良くまとまっていて、辛口のうちのカミさんにも高評価でした。
食事なしで、ワインだけでも十分楽しめるタイプですね。
1000円ちょっとだったらお買い得感のあるワインだと思います。
■楽天ショップへのリンク
ボデガス・ボコパ ラウデュム オーガニック 税込 送料別
※サイトより引用
地中海沿岸にさんさんと降り注ぐ太陽、自然、大地が育んだ、有機栽培によるブドウだけで造られた、いきいきとしたワイン。
色調は深く濃く、香りは煮詰めたジャムやベリー系のアロマ、凝縮したプラムのような果実感と柔らかな渋みを感じます。
前菜、軽めの肉料理、チーズ
0 件のコメント:
コメントを投稿