
Melini POGGIO A ROSI ROSATO 2008
イタリア:トスカーナ州:トスカーナI.G.T.
アルコール度:12%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ
リカーランドトップで、1280円で購入。
【外観】
わずかにオレンジがかった、少し濃いロゼ。
ゼリーのような輝きがある。
フチはほぼ透明で、ディスクは厚め。
粘性はやや濃く、脚が長く残る。
【香り】
甘さを感じる果実香。
カラメルのようなキャンディのような印象。
グラスを回すと、バナナっぽい印象が出てくる。
香りは弱めでチャーミングな印象。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
口当たりもボディも軽めに感じるが、アルコールの印象は強い。
酸味は強く、最後まで続く。
軽いタンニンの渋味があるが、乾くような感じはない。
軽くてドライな口当たりから酸味がジュワッと広がり、余韻が少し続き、後味はジューシー。
【総評】
ドライでフルーティ、軽めの口当たりだけど、アルコールはしっかりあるワインです。
ワインだけで飲んでると、何か食事が欲しくなるタイプですね。
アルコール度が強い、辛口なロゼなので、グイグイ飲めるタイプではありません。
ただ食事良く合いそうです。
今日の晩ご飯は水炊き。
鶏の出汁のお鍋です。
麦焼酎、エビスビール、このロゼ、と3パターンをスタンバイしてのぞみましたが、その中にあっても、このロゼは良く合いました。
何か、旨み成分みたいなものを持ってて、そこにシンクロしているみたいですね。
主張が強くない感じがいいですね。
アルコール度が12%と、ちょっと低めに抑えてあるのも食事に合わせやすいポイントだと思います。
ワインだけで飲んでると、やや物足りなさを感じますが、和食との相性はとてもいいですね。
ちなみに、おつまみのミックスナッツと合わせてみると、ワインが全く姿を消してしまいます。
自己主張の弱いワインですが、合わせる食事に対して、そうとう控え目ですね。
特にスナック系のおつまみだと、まったくワインの味が無くなります。
飲み会やパーティ向けじゃないですね。
これからのシーズンでは、特に鍋ものは合うのではないでしょうか。
いろいろな家庭料理に合いそうなワインです。
0 件のコメント:
コメントを投稿