(2)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(4)シャルドネ(伊:ヴェネト州:デッレ・ヴェネツィエI.G.T.:09)\980
(5)セミヨン、シャルドネ(豪:ニュー・サウス・ウェールズ州:09)\860
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
グリーンがかった、輝きのあるレモンイエロー。
色味はグリーンっぽさが強く、輝きが強い。
グラスの内側に小さな気泡が多く付着する。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
柑橘系。
蜜。
クリーム。
香りはそれほど強く無いが、厚みがあり、華やかで複雑。
グラスを回すとヴァニラの香り。
ハーブ香やフローラルの印象も混ざる。
【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
酸味はやや収斂性のあるタイプ。
アタックは柔らかいが、そのあと収斂性を感じる酸が立ってくる。
アフターはキレイに消えて、心地良い余韻が残る。
ボディは中肉中背。
それほど強くない。
品の良いバランスでまとまっている。
【判定】
輝きの強さは、やや高めの印象。
ボルドーかブルゴーニュっぽいが、かなりグリーンなので、ソーヴィニヨン・ブランの印象。
香りはそれほど強くないがしっかりしている。
ヴァニラとグリーン系のハーブの印象はボルドーっぽい。
味わいは、とても品よくまとまっている。
やはり伝統産地の印象。
ただ、ゲヴュルツトラミネール以外はすべて候補。
まず、品種の確認。
かすかに香る青草香はやはりソーヴィニヨン・ブラン。
価格の印象も1500円を超えている感じ。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー
ひぇ~、オーストラリアのシャルドネ・・・
【総評】
リンデマン・カワラ セミヨン シャルドネ 2009
LINDEMANS CAWARRA SEMILLON CHARDONNAY 2009
豪:ニュー・サウス・ウェールズ州
アルコール度:12%
ブドウ品種:セミヨン、シャルドネ
リカーランドトップで、860円で購入。
久々に大外し。
品種も産地も、間違えました、とほほ。
ネタバレしてみれば確かにシャルドネですね。
樽熟成の印象で、撹乱された感じでしょうか。
しかも、香りの印象も味の印象も800円台とは思えない完成度。(以上言い訳)
でも確かに、ジェイコブス・クリークのシャルドネにも近い感じがありますね。
バターリィなニューワールドのシャルドネです。
ちなみにカミさんに価格を聞いたら、780円。
あれ~、やっぱりそんなもの?
いやはやブラインドテイスティングって怖いですね。
これ、ワインエキスパートの二次試験前だったら、愕然としてるでしょうね~。
それにしてもこのワイン、なかなかのコストパフォーマンスです。
今日の晩ご飯はチキンソテーだったのですが、よく合いました。
カミさんは、「ちょっと軽いね。全然酔わない。」って評価ですが、嫌味がなくて飲みやすくて、スイスイ進みます。
ワインとしての品を感じるというか。
このワインオススメですね。
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リンデマン カワラ セミヨン・シャルドネ 2009 990円 (税込) 送料別
※サイトより引用
1843年、イギリスからの移民で元軍医のヘンリー・リンデマンにより創業。1858年には早くもイギリスへの初輸出を果たし、国内はもとより海外でも高い評価を受けるようになりました。その輸出量はオースラリアのトップに位置し、「世界のリンデマン」と讃えられています。また、ワインメーカーのグレッグ・クレイフィールド氏は、オーストラリア全土でたった3人しかいない「インターナショナル・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」受賞者のひとりで、伝統の技と近代技術を融合させながら、見事なワインを生み出しています。
オーストラリアワインのパイオニア、リンデマンの原点とも言えるワイン。オーストラリアの太陽の恵みをたっぷり浴びて育った葡萄ならではの、モモやメロンを思わせるフルーティな香りが口いっぱいに広がります。優しい口当たりの白ワインです。
ちなみにCAWARRA「カワラ」とは・・
創業者のドクター・リンデマンが最初に葡萄園を開拓した土地の名前なんです!先住民アボリジニの言葉で、その意味は何と偶然にも日本の「河原」と同じ!何だか親しみのもてるワインですよね~
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