(1)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:08)\1050
(2)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC:NV)\1040
(3)シャルドネ(伊:ヴェネト州:デッレ ヴェネチエ I.G.T.:08)\780
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:06)\733
(5)ミュスカデ主体(フランス:ヴァン・ド・ターブル:NV)\500
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほとんど無色の、わずかに黄色がさしているグレー。
日本酒くらいの色合い。
ほとんど灰色。
輝きは少ない。
ディスクは薄く、粘性は弱い。
【香り】
酵母の印象。
青りんご?柑橘系。
グラスを回すとさらに酵母の、シュール・リーのような香り。
香りは弱いが、魅力的。
【味わい】
少し残糖を多めに感じる、やや辛口。
酸味はしっかりしていて、全体を締めている。
後味はスッキリしていて、軽やか。
アルコール度は低い。
フルーティさもしっかりあり、爽やかな飲み口。
余韻はわずかに残る。
【判定】
外観、香り、味わいともに、甲州があったら間違いなく選んでます。
甲州が無いとなると、一番印象が近いのはミュスカデ。
しかもこのミュスカデ、勝沼のワイナリーが輸入していて、ますます怪しい。
他の選択肢があるとしたら、ソーヴィニヨン・ブランとトレッビアーノ。
そうか、トレッビアーノは可能性あるかも。
と改めて飲んでみるけど、このワイン、日本のワインみたいなバランスなんですよね。
ファイナルアンサーで、ミュスカデ
で、ピンポン
このワイン、かなりいい感じ。
【総評】
キュヴェ・ブレヴァン 白 NV
Cuvee Brevin Blanc NV
フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11%
ブドウ品種:ミュスカデ主体
リカーランドトップで、500円で購入。
カミさんに値段を聞いたら、「このワイン安いよね、薄いもん。680円」
500円だとお買い得感があるみたいです。
確かに軽くて、薄いのですが、バランスがいいので、上質感を感じますね。
やや辛口なので、ほんのりと甘さがあるのですが、嫌味のない、上品な甘さです。
今日の晩御飯は肉団子だったのですが、子供がご飯を全部食べちゃったので、パスタを茹でて、レトルトの柚子こしょうペペロンチーノ。
このワイン軽いので、レトルトのパスタソースには完全に負けちゃいます。(当たり前か)
でもちょっと刻み海苔をふってみると、レトルト臭さが減って、ちょっとワインが馴染むかな。
海苔ってワインにもっとも合わない食材の一つだと思いますが、このワインは大丈夫ですね。
とても包容力のあるワインです。軽いけど。
普段の食事に合わせる、低価格ワインとしては、このワイン、ナンバーワンじゃないでしょうか。
この控え目で穏やかな香りと味わいが、いろいろな食事に合わせてくれそうです。
しかもなんだか、ヒーリングって感じ。
癒されますね、このワイン。
ちなみに残っていた肉団子に合わせると、やはりワインが浮くというか、合わせきれません。
しかも肉に合わせると、ワインの苦味がちょっと気になるかも。
かなり甲州に近い味わいなので、天ぷらとか、タケノコの煮物とか、炊き込みご飯とか、和食に合いそうです。
ちょっといじわるテイスティングだと、2000円くらいの甲州と、このワインを混ぜてブラインドすると、意外と間違えるかも・・・
まあ、やってみないと分かりませんが。
それにしても、とてもリーズナブルで良いワインです。
今度、赤も買ってみよ。
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