(2)ガメイ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:ボージョレ・ヴィラージュAC:09ヌーヴォー)\2680
(3)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(仏:ヴァン・ド・ペイ・ラ・シテ・ド・カルカソンヌ:09プリムール)\880
(4)ガメイ(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン・ヌーヴォー:09)\890
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや落ち着いた色調の、深い透明感のあるルビー。
色見は落ち着いていて黒っぽい。
底がうっすら見えるくらいの透明感。
輝きはやや大人しく、少し熟成感を感じる。
粘性は強めで脚が長く残る。
【香り】
ドライフルーツ。
なめし革。
グラスを回すとオリエンタルスパイスのような香り。
香りはそれほど強くは無いが、深く、豊か。
カラメルっぽさや、腐葉土のような印象など、複雑性がある。
【味わい】
ライトで軽い飲み口。
残糖をわずかに感じるセック。
酸味はしっかりしているが、深みがある。
フルーティさも強く飲みやすいが、アルコールは高そう。
後味はやや舌が乾く印象とジューシーさが相まっている。
余韻も長く続く。
【判定】
熟成感のある外観で、すでに新酒じゃない。
香りはわずかに熟成感を出している。
まるっきりのブラインドだと、ピノ・ノワールかサンジョヴェーゼって感じ。
でもちょっと野性的な感じはガメイかな。
飲み口もすっきりしていてフルーティでありながら、深みを感じる。
実にいいバランス。
新酒の印象はまるで無い。
ファイナルアンサーで、ガメイ サンタムール
で、ピンポン
さすがにこれは当たるな。
【総評】
ジョルジュ・デュブッフ サンタムール 2006
Georges Duboeuf SAINT-AMOUR 2006
フランス:ブルゴーニュ地方:ボージョレ地区:サンタムールAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガメイ
グルメシティで、1880円を20%オフの、1504円で購入。
クリュ・ボージョレってほとんど飲んだ事がありません。
しかも今回、ジョルジュ・デュブッフ。
美味しい事は容易に想像出来るのですが、ボージョレで2000円近くするとさすがに手が伸びないんですよね。
でも今回は、ワゴンセールで安くなっていたので即買いしました。
期待通り、さすがに美味しいですね。
ガメイなので、ピノ・ノワールのような深みとか豊かさはありませんが、なんでしょうか・・・とても素敵なバランスでまとまってます。
少し時間を置くと、ココアのような香ばしい香りが出てきました。
軽いワインですが、温度高めの方が美味しいかも。
ただ、あまり温度が高いと、飲み口がややボソボソするような、荒い感じになりますね。
ガメイを感じるのはやはりこの飲み口でしょうか。
収斂性のある酸味があって、ちょっと安い感じ。
でも飲み終わった後の余韻がいいんですよね。
香りで上がって、飲んでちょっと下がって、余韻で上がる、みたいな。
なんとも個性がしっかりしているワインで、とてもいいですね。
グローバルな万人向けするリッチな味わいではなく、ちょっと子悪魔的な振り回される感じ。
少し温度を下げるとどうかなと思って、冷蔵庫でちょっと冷やしてみました。
が、結果はダメダメ。
温度が下がると、飲み口がギスギスして安っぽい味になります。もったいない。
やっぱり、冷やしすぎは禁物ですね。
ちなみに今日の晩御飯は鶏肉だんごのすき焼き風。
折角いいワインなのに・・と思っていたら、これが意外とマッチ。
すき焼きの醤油の香りに良く合います。
ちょっぴり甘い感じも馴染むんですね。
いや~、これ和食にぴったりかも。
牛肉の(ちゃんとした)すき焼きにも合いそうです。
うなぎの蒲焼も結構いけるかも。
お寿司の穴子とか、いろいろ想像が広がりますね。
う~ん、こんなに和食に合いそうな赤ワインは初めてかもしれません。
やや大人しい感じのワインですが、そこが和食に合うポイントになってます。
ジョルジュ・デュブッフのクリュ・ボージョレ。
他の畑も飲んでみたいですね。
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ジョルジュ デュブッフ サンタムール 2007 2,080円 (税込2,184円) 送料別
サンタルームとは「愛の聖人」という意味。
よく熟した桃を思わせる甘く優しい香りが、口いっぱいに広がる魅惑的なワインです。
げげ、結構高いですよね、やっぱり。
そうそう、桃の香りと言われると何となくそんな感じ。
ちょっと甘い果実香です。
でも、桃に完全に同意は出来ないかな~、簡単に言っちゃった、って感じ?
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