2009/09/04

スエニョ・デル・メディテラネオ・ブランコ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880 B
(2)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\1180 C
(3)シャルドネ(アルゼンチン:メンドーサ州:08)\780 C
(4)マカベオ(スペイン:バレンシア州:ウティエル・レケナDO:08)\750 C

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

スエニョ・デル・メディテラネオ・ブランコ 2008
【外観】
無色に近い淡さの、レモンイエロー。
グレーがかっていて、ややグリーン。
フチに小さな気泡が少し見られる。
粘性はやや高く、脚がゆっくりと降りてくる。
輝きはやや控えめ。

【香り】
バナナ。
南国系のフルーツ。
柑橘系もあり。
グラスを回してもフルーツ香主体のイメージは変わらず。
フルーツジュースくらいの感じ。

【味わい】
香りの印象とは違い、かなりセック。
ドライでシャープな飲み口。
酸味も強く、後味はジューシーで、舌の脇に酸味が残るくらい。
アルコール度は控えめ。
余韻は少し残る。
ほんの少しの苦味があり、爽やかさを出している。

【判定】
淡い色合いで、若々しく、やや輝きが控えめ、という点では、マカベオ。
03のアリゴテは消える。
香りはかなり強いフルーツ香。
ブドウ品種がもっている香りなのか、発酵由来の香りなのか不明。
バナナは発酵由来と聞いた事もある。
特徴的なフルーツ香なので、シャルドネでは無いだろう。
飲み口はかなりセック。
アルコール度は低く、伝統産地のバランス。
ここまでくるとマカベオしか残らない。
ややシェリーっぽくもある。

ファイナルアンサーで、マカベオ
で、ピンポン

このワイン、白もなかなか良いですね。

【総評】
スエニョ・デル・メディテラネオ・ブランコ 2008
Suenos del mediterraneo Blanco 2008

スペイン:バレンシア州:ウティエル・レケナDO
アルコール度:13%
ブドウ品種:マカベオ

リカーランドトップで、750円で購入。

すっきりとして飲みやすいワインです。
フルーティさがありながら、ベタベタした甘さはありません。
ドライでフルーティ、って感じ。

アルコール度に関しては、印象とまったくちがって、13%。
白としてはかなり高いですが、飲んだ感じでは12%以下。


ところが飲み進むと、とってつけたような焦げ臭が出てきます。

樽の影響なのかどうか分かりませんが、ちょっと気になりますね。

せっかく美味しく飲んでいるのに、余計なものがあとから付いてくるって感じ。

今日の晩御飯は鶏のケチャップ炒め。
タマネギ、キノコが一緒に炒めてあります。

口をリフレッシュさせてくれる、という点では問題なく合いますね。

しかも焦げ臭が気にならなくなります。

今日は週末なので、パスタを茹でてレトルトのアラビアータを作ってみました。

辛さをフルーティさで緩和してくれるという、とても相性のいい合い方をしますね。
なかなか美味しいです。

香りが強いので、和食にはちょっと合わないかもしれませんが、わりと許容範囲の広いワインだと思います。

コストパフォーマンスは高いワインですね。

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