DOMAINE MAURICE GAVIGNET Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Les Dames Huguette 1999
フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
町田の蔵家さんで、2880円で購入。
【外観】
落ち着いた色合いの明るめのルビー色。
透明感が強く、10年熟成とは思えない輝きがある。
粘性は弱めで、ディスクも薄い。
【香り】
オリエンタルスパイスやドライフラワーの熟成を感じる香り。
香りの厚みはあまりなく、少しとげとげしさを感じる。
グラスを回すとなめし革のような動物香。
スパイシーな要素が多く、複雑な印象。
やや挑戦的というか、あまりフレンドリーな香りではない。
【味わい】
ライトボディ?というくらい軽い飲み口だが、アルコールやボディはしっかりしている。
後味もキレイ。
余韻が細く長く続く。
さらに膨らむ印象。
酸味が強く、やや刺々しいが、すぐに馴染む。
ちょっと小悪魔的?な印象。
【総評】
10年熟成のブルゴーニュにしては格安なのですが、品質は間違いないです。
とても明るい色調で、軽い飲み口なんですが、深い味わいがあります。
ブルゴーニュらしく、第一印象はややそっけないんだけど、飲み終わると沁みる魅力がある、って感じでしょうか。
でも力が無いので、リーデルのブルゴーニュ(700cc)に入れるとワインが飛んでしまいますね。
もうちょっと小ぶりの、キアンティ(370cc)くらいがちょうど良さそう。
力はあまり無いけど、なんか魅力があるんですよね。
なんでしょうね、この引き込まれる感じ。
とげとげしかったり、軽かったり、酸っぱかったりするんですが、飲み終わると、またグラスに手が伸びる。
美味しいんだけど、何が美味しいが分からない、で、また飲みたくなる、って感じでしょうか。
今日の晩御飯は牛のたたきだったのですが、赤味でさっぱりしたお肉には、あまり合いません。
もうちょっと脂分がないと、馴染まない感じ。
かといってステーキって感じでもないし、やっぱり煮込み料理かな。
ビーフのトマト煮込みなんてちょうど良さそうな気がします。
我が家的にはヒットですが、ちょっとマニアックな感じがして、あまり人に薦められないワイン?
でも美味しい事は間違いありません。
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/daigen/436855/979478/
※サイトから引用
ドメーヌ・モーリス・ガヴィネは、ニュイ・サン・ジョルジュで5世代続く家族経営のドメーヌ。1920年当時、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の栽培家であったオノレ・ガヴィネによって設立された
ドメーヌ。
そのノウハウと情熱を息子であるモーリス、そして現当主アルノーが引き継ぐブルゴーニュでも極めて高貴な伝統を持つドメーヌの1つ。近年までワイン・ガイド等には一切掲載されず、通のみの知られざるドメーヌだったのですが、『2005年版アシェット・ワイン・ガイド』に満を持して登場。今後、益々注目が集まることは間違いないドメーヌです♪!!
熟成感に溢れ、肉やレザー、ハーブ、腐葉土、タバコなどの香りが現われています。滑らかになったタンニンにほのかに甘みを感じ、タバコやコーヒー、土、レザーなどの印象があります。古きよきブルゴーニュといったワインで、この価格は大変魅力的です!!
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