・アリゴテ(仏:ブルゴーニュ:ブーズロンAC:03)\1880
・甲州(日本:山梨県:甲州市:勝沼:08)\1450
・シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:プティ・シャブリAC:06)\1280(特売品)
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ややグリーンがかっている、中庸な色調の、レモンイエロー。
輝きはやや大人しめのわずかに熟成してる?って感じの雰囲気。
粘性は中庸。
ディスクは薄い。
フチに向かって、無色になる。
【香り】
柑橘系。
ミネラル。
ややリンゴ。
グラスを回すとリンゴとクリームの印象が強くなる。
青リンゴのような爽やかな印象。
いわゆる酸化のリンゴでは無さそう。
【味わい】
セックで、強い酸味。
ボディは薄いが、芯がしっかりしている。
アルコールはやや強く感じるが、バランスは良い。
やや熟成感を感じる。
余韻は短い。
後味はちょっとアルコールの印象が残る。
【判定】
中くらいの黄色の外観からは甲州が消える。
やや大人しい雰囲気は、低価格なのか、熟成しているのかどちらか。
香りの印象は青リンゴが特徴的。
これはアリゴテ。
飲んだときの、やや酸化をイメージさせる、シードルのような雰囲気もアリゴテ。
熟成感も03くらいの印象。
ほぼアリゴテだが、他の可能性も考える。
プティ・シャブリはシャルドネの印象がほぼ無いので、違う。
甲州もまず違う。
ボルドーが、ちょっと怪しい。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じるかがポイント。
しかも04なので、熟成のイメージも近い。
これは、結構あるかも??
このリンゴっぽさ、ってボルドーで良く感じるんですよね。
しかも最初のミネラル感はボルドーっぽい。
酸とのバランスとか、トータルなまとまりはボルドーかな?
アリゴテだともうちょっと癖があるかも。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン
おお、逆転勝利。おいしいボルドーブランですね。
【総評】
ソーヴィニヨン・ド・スガン 2004
Sauvignon de Seguin 2004
フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、950円で購入。
やや過熟した、力も落ちてきた感じですが、なんとかギリギリOKなコンディション。
でも、美味しいワインです。
それにしても、ソーヴィニヨン・ブラン100%って感じがしないんですよね。
セミヨンが多いセパージュのボルドーって感じがします。
フルーティさが弱く、辛口のソリッドな味わい。
今日の晩御飯はカツオのたたき。
もちろん、合いません。
キューブチーズだと結構いける。
というか、やっぱり食事が入った方が美味しいタイプです。
アサリバターとか、合いそう。
それにしても、950円は超お買い得。
最初の印象は1500円超のワイン。
カミさんは、1900円くらい、って言ってました。
熟成感がありながら、下降するギリギリでもっているので、ちょっと深みが出てるのかも。
そのまま飲むと、ちょっと酸化が気になりますが、ちょっとチーズくらいで、ぐっと美味しくなります。
まあ、今でギリギリ?って感じなので、あまりオススメはできないかな。
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